「内々定の獲得状況」をテーマに調査
2025年卒学生の内々定率は1月末段階で「29.2%」、理系は早くも「31.0%」。前月からの伸びは減速したものの、内々定獲得者の平均獲得社数は「1.69社」と、複数内々定を獲得する学生が急増。
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「内々定の獲得状況」をテーマに調査しました。2024年1月末時点の内々定獲得率は「29.2%」で、前月調査と同様に、ほぼ同時期の調査で過去最高の数値を記録しました。ただ、11月末段階から12月末段階の1カ月で+13.2ポイントと急伸したのに比べると、今回は1カ月で+4.2ポイントと伸び率は大きく減速し、前年並みのペースとなりました。
【TOPICS】
(1)1月末時点の内々定率は「29.2%」。前年同月比4.2ポイント増と、伸び率は大きく減速
(2)内々定を獲得した学生の平均獲得社数は「1.69社」と、複数内々定を獲得する学生が急増
(3)内々定企業を就活前に “知らなかった”学生が「68.1%」。インターンシップやオープン・カンパニーでの広報をきっかけに内々定に至った学生が多い
【調査詳細】
(1)1月末時点の内々定率は「29.2%」。前年同月比4.2ポイント増と、伸び率は大きく減速
2025年卒学生の1月末段階の内々定率は「29.2%」で、前月調査と同様に、同時期の調査で過去最高の数値を記録しました。文理別では、文系は「28.3%」と前年同時期を9.0ポイントも上回る高い数値で、理系は「31.0%」と早くも3割を超える結果となっています。ただ、11月末段階から12月末段階の1カ月で+13.2ポイントと急伸したのに比べると、今回は1カ月で+4.2ポイントと伸び率は低く、前年並みのペースとなりました。
(2)内々定を獲得した学生の平均獲得社数は「1.69社」と、複数内々定を獲得する学生が急増
内々定を獲得した学生の内々定獲得社数は、1社が「54.3%」と過半数ではあるものの、2社以上が計「45.8%」と前月(18.8%)から27.0ポイント増加しました。1人あたりの獲得平均社数も「1.69社」と、前月の1.22社から大きく増えています。
(3)内々定企業を就活前に “知らなかった”学生が「68.1%」。インターンシップやオープン・カンパニーでの広報をきっかけに内々定に至った学生が多い
内々定企業を就活・インターンシップ等を始める前に知っていたかについては、“知っていた”が「31.9%」に対し、“知らなかった”が「68.1%」と倍以上となっており、内々定企業を就活・インターンシップ等を始める前に“知らなかった”企業から内々定を得た学生が多い結果となりました。インターンシップやオープン・カンパニーでの広報をきっかけに内々定に至った学生が多く、インターンシップ・オープンカンパニーを通して学生と接触することの重要さがうかがえます。
■調査概要
・調査期間: 2024年1月25日~ 2024年1月31日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
・有効回答数:413件
・調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%とならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/ 2月7日発表・同社プレスリリースより転載)