25卒学生の9月後半時点の就職意識調査
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:新留正朗)は、2025年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に、9月後半時点での就職意識やインターンシップ等への参加状況について調査しました。
<< 主な内容 >>
1.インターンシップ新定義への意識
今年度から適用されたインターンシップの新定義について、プログラムを探したり実際に応募したりする際に、どの程度意識するかを尋ねた。「どの類型にあたるのかを意識する」(9.2%)、「少しは意識する」(14.8%)を合わせて、意識する学生は 24.0%。意識しないとの回答が半数を超える(計 51.4%)。
現時点では、どの類型に該当するかどうかより、実際のプログラム内容や業界などを優先して選ぶ学生が多いようだ。
2.インターンシップ等への参加状況
キャリア形成支援の類型別に参加経験と今後の参加意向を尋ねた。「タイプ1:オープン・カンパニー」は、経験率が 9 割近くに上る。今後の参加意向も 7 割を超え高い(71.8%)。「タイプ3−①:汎用的能力活用型インターンシップ」は、経験率は約 3 割(29.1%)だが、参加意向は 7 割近くに上り(68.8%)、差が大きいのが目立つ。
3.参加してよかったこと、不満に思ったこと
○参加してよかったことは「興味のある業界の知識や理解が深まった」が約8割で今年も突出
○不満点は「仕事のイメージが掴めなかった」「実践的な仕事を体験できなかった」が上位
4.今後のインターンシップ等への参加予定
○今後の参加希望時期は「11月」と「12月」が多く、年内の参加を希望する学生が目立つ
5.就活準備イベントへの参加
○オンラインでの参加が依然主流も、会場型への参加が3カ年で大きく増加(37.6%→67.5%)
6.業界研究・企業研究に力を入れたい時期
業界研究と企業研究について、それぞれ力を入れたい時期(入れた時期)を複数回答で尋ねた。
まず、業界研究は「6月」から3割を超え、「7月」(39.2%)をピークに10月まで3割台が続く。また、「4月以前」から「9月」まで前年調査よりポイントが上昇しており、早期から取り組む学生が多かった様子がうかがえる。
一方、企業研究に力を入れたい時期は「8月」から「11月」にかけて4割前後を示し、夏場から年内までがボリュームゾーン。早めにめどをつけたい意向が見られる。前年と比べると年明け以降のポイントが上昇しており、本選考に向けた企業研究を意識している学生が増えているようだ。
7.就職活動に関する情報の入手先
○「就職情報サイト」が最多(94.5%)。「各企業のホームページ(採用サイト)」(75.0%)が続く
8.SNS利用状況
○就活でのSNS利用、「LINE」が4割強で最多(43.8%)。「X(旧Twitter)」は3割台(35.8%)
9.就職活動への不安
○「とても不安」が減少も、「やや不安」を合わせ約9割が「不安がある」と回答(計88.2%)
【調査概要】
調査対象 : 2025年3月に卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)
回答者数 : 917人(文系学生580人、理系学生337人)
調査方法 : インターネット調査法
調査期間 : 2023年9月22日~29日
サンプリング : キャリタス就活 学生モニター2025
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ディスコ / 10月11日発表・同社プレスリリースより転載)