副業に関する定点調査（2023夏）

はたらいて、笑おう。をビジョンに掲げるパーソルグループのパーソルイノベーション株式会社 lotsful Company（本社：東京都港区、lotsful Company代表：田中 みどり）が運営する副業人材マッチングサービス『lotsful（ロッツフル）』では、副業に関する定点調査を四半期ごとに実施しており、2023年7月に実施した調査結果をお知らせします。

●調査サマリー
・20代女性は経験・意向ともに前回より減少
・副業収入をアップさせるために行っていること1位は、“副業で結果を出す”
・副業収入の使い道は“貯金・貯蓄”が1位
・副業で稼いだ最高月収は“５万円以上10万円未満”が最も多い結果に

■調査結果
✓20代女性は経験・意向ともに前回より減少
直近半年間の副業経験者の推移を見てみると、前回の調査から、男女ともに20代が減少しており、男性は25.6%から20.6％、女性は29.6％から20.6％となりました。一方で、男女ともに30代以降は前回と比べると増加しており、30代男性は14.3％から17.6％、30代女性は11.7%から15.5％、40代男性は9.9％から16.3％、40代女性は9.0%から9.4%となりました。また、直近半年間の副業意向者の推移を見てみると、前回から女性の20代が大幅に減少しており25.0%から16.6%でした。一方で女性の30代は13.2％から17.2％、男性の40代は12.2%から16.0％と上昇傾向にありました。

✓副業収入をアップさせるために行っていること1位は、“副業で結果を出す”
「あなたは、副業月収をアップさせるために何か行っていることはありますか」と尋ねたところ、最も多かった回答は「副業で結果を出す」で、22.7%でした。次いで多かった回答は「SNSでの発信」で19.7％となりました。「人脈の拡大」に関しては、副業月収が高くなればなるほど取り組んでいる方が多い傾向にありました。

✓副業収入の使い道は“貯金・貯蓄”が1位
「あなたは、副業で得た収入を主に何に使用していますか」と尋ねたところ、最も多かった回答は「貯金・貯蓄」で39.5％となりました。次いで多かった回答は「生活費」で38.6％となりました。また、「スキルアップ・学習」のために使用していると回答した方は、平均副業月収が高い方ほど比較的回答が多い結果となりました。さらに、平均副業月収が30万円以上の回答者に焦点を当てて副業収入の使い道を見てみると、最も多かったのは「介護・医療費」の31.8%、次いで「社会貢献・寄付」の23.8％となりました。

 ✓副業で稼いだ最高月収は“５万円以上10万円未満”が最も多い結果に
「あなたが、これまでの副業で得たひと月あたりの最高月収額について教えてください」と尋ねたところ、全体で「5万円以上10万円未満」が最も多い回答となり24.5％となりました。次いで多かった回答は「5万円未満」となり22.7%となりました。また、副業で最高月収30万円以上稼いだことのある方は、全体の11.2％となりました。

✓平均副業月収30万円以上の方は、「ChatGPT・AIの活用」に積極的な傾向(42.9%で1位）
平均副業月収30万円以上稼いでいる方が副業月収アップのために取り組んでいることをランキング形式で見てみると、1位は「ChatGPT・AIの活用」で42.9％となりました。同率2位となったのは、「副業検索サービスへの登録」「SNSでの発信」「オンライン講座や研修の受講」「業務範囲の拡大」で35.7％でした。次いで同率6位となったのは「営業活動」「単価の交渉」「副業で結果を出す」で28.6％となりました。

■調査概要
調査手法 ： インターネットリサーチ
Fastask（株式会社ジャストシステム提供）でアンケート調査を実施
調査地域 ： 全国47都道府県
調査対象 ： 全国の企業に勤める会社員 20～40歳代の男女
調査期間 ： 2023年7月28日（金）～8月6日（日）
対象人数 ： 668人

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

（パーソルイノベーション株式会社 ／ 9月27日発表・同社プレスリリースより転載）