「内定式」に関する調査
内定式は「コロナ前と同規模」で実施する企業が8割超。前年比43.5ポイント増加。「リアルでの開催のほうが、学生の記憶に残ると思う」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、企業・団体の人事担当者を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「内定式」に関して調査しました。2024年4月入社の「内定式」の実施形式は、「リアルで実施(コロナ前と同規模)」が81.5%で最多。昨年の内定式と比較すると、「コロナ前と同規模」で実施すると回答した企業は43.5ポイント増加しました。「リアルでの開催のほうが、学生の記憶に残ると思う」「コロナ禍で学生生活を過ごしてきた世代だからこそ、リアルで参加する機会を持って欲しい」「内定者同士で顔を合わせる機会にして欲しい」といった声が寄せられました。
【TOPICS】
(1)「内定式」は、「コロナ前と同規模」で、リアルで実施する企業が8割を超える。前年比43.5ポイント増
(2)内定式は「10月2日」に実施が66.7%
【調査の背景】
コロナ禍ではオンラインで実施されるケースも多かった「内定式」。WebセミナーやWeb面接など、就職活動におけるオンラインの併用が定着するなか、リアルでコミュニケーションを図るニーズも拡大しています。2023年10月に実施される内定式は、オンライン・リアルどちらで実施する企業が多いのか調査しました。
【調査詳細】
(1)「内定式」は、「コロナ前と同規模」で、リアルで実施する企業が8割を超える。前年比43.5ポイント増
2024年4月入社の「内定式」の実施形式は、「リアルで実施(コロナ前と同規模)」が81.5%で最多。昨年の内定式と比較すると、「コロナ前と同規模」で実施すると回答した企業は43.5ポイント増加しました。
その他の回答は、「リアルで実施(コロナ前より規模を縮小)」9.7%、「オンラインとリアルを組み合わせて実施」3.8%、「オンラインで実施」5.0%となっています。多くの企業が「コロナ前と同規模」で内定式を実施することが分かります。
(2)内定式は「10月2日」に実施が66.7%
内定式の実施日は、「10月2日(月)」が66.7%で最多となりました。「土日は避けて実施する」「多くの企業が2日に実施すると思うので、同じタイミングで実施する」「他社と同じ日に実施しないと、自社以外の内定式にも参加できることになる。内定式後の辞退が生じる可能性がある」といった声が上がりました。
「10月1日(日)」と回答した企業は、4.7%でした。「遠方から参加する学生もいるので、土日に開催したほうが参加しやすいと思う」「学業優先のため、平日ではなく日曜日の開催にした」などの声が寄せられています。
「10月中に実施(1日・2日以外)」と回答した企業は19.8%、「11月以降に実施」と回答した企業は8.8%となりました。「内定辞退があり、内定者がそろっていない」「採用活動を継続しているので、年内に実施できるように調整している」といった声が上がっています。
■調査概要
・調査期間:2023年9月7日~2023年9月13日
・調査対象:企業・団体の人事担当者(内定式を実施する企業が回答)
・有効回答数:444社
・調査方法:Web上でのアンケート調査
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/ 9月19日発表・同社プレスリリースより転載)