障害者の転職・就職後の安定就業を調査
転職・就職支援(障害特性の理解と配慮事項の明確化など)により、8割以上が希望の就業先へ
パーソルダイバース株式会社は、障害者専門の転職エージェントサービス「dodaチャレンジ」を利用して転職・就職をした障害のある方を対象に、支援内容がその後の安定就業にどのように貢献したか調査を実施しました。
当該サービスにおいては、障害のある方が希望する職場で安定した就業ができるように、ご自身の「障害特性および症状の理解」と、「配慮事項の明確化」の2点に重点を置き、障害による配慮が必要な場面で適切な説明ができるようにキャリアアドバイザーがサポートをしています。
調査結果は、障害者採用枠で転職・就職を検討中の求職者様のご参考になれば幸いです。
■調査結果(概要)
1.就業先の満足度と就労継続意識
dodaチャレンジを利用して転職・就職をした障害のある方に、入社後の就業先における満足度を聞いたところ、8割の方が、「期待・希望通り」(43.2%)、あるいは「それ以上」(37.1%)の就職先であったと回答。
また85.5%の方が「現在の就業先で今後もはたらきたい」と考えており、継続した就労意欲の高さが見られた。
2.支援内容:「障害特性や症状」についての理解度
dodaチャレンジの支援により、9割の方がご自身の「障害特性や症状」を「理解できるようになった」(「より理解(31.9%)」「ある程度理解(58.2%)」)と回答。
3.支援内容:「配慮事項の明確化」の度合い
dodaチャレンジの支援により8割以上の方がご自身の「配慮事項が明確になった」と回答。
また、5割の方が「配慮事項を文章にできるようになった」、あるいは「第三者に説明できるようになった」と回答。
4.「障害特性や症状の理解度」や「配慮事項の明確化」度合いでみる就業先の満足度
上記2の「障害特性や症状の理解度」及び上記3の「配慮事項の明確化」の度合いと、上記1の「就業先の満足度」の関係を見ると、ご自身の「障害特性や症状」理解度が高いほど、また、「配慮事項の明確化」の度合いが高いほど、就職先の満足度が高い傾向がある。
5.「障害特性の理解」することや「配慮事項の明確化」による役立ち場面
「障害特性の理解や症状の理解」することは、「転職・就職活動中に役立った」が88.7%と高い割合を示した。
また、「配慮事項の明確化」が「転職・就職活動に役立った」が89.2%となり、高い割合に達した。障害別で比較すると発達障害のある方は、身体障害および精神障害のある方と比較すると、「今の就業先でも役立った」と感じる割合が大きい。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルダイバース株式会社 / 8月29日発表・同社プレスリリースより転載)