「就職活動と転職活動の違い」に関して調査
8割超の20代が、「就職活動と転職活動では、企業を選ぶ視点が変化した」と回答
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、アンケート調査を実施しました。今回は、「就職活動と転職活動の違い」に関して調査。新卒での就職活動と比べて、重視するようになったことや、企業を選ぶ視点に「変化があった」と回答した20代が8割を超えました。新卒の就職活動と比べて、重視するようになったことは「仕事内容」が最多。次いで、「自分自身の今後のキャリアビジョン」、「休日のとりやすさ・残業時間」が続きました。社会人経験3年以上の「ヤングキャリア」と、社会人経験3年未満の「第二新卒」で回答が分かれた項目もあります。ヤングキャリアは、「年収や昇給・昇格ペース」37.0%の回答が第二新卒よりも多く、15.7ポイント高くなりました。第二新卒は、「企業文化・社風」22.2%の回答がヤングキャリアよりも多く、14.0ポイント高くなっています。ヤングキャリアは、年収や昇給・昇格のペースを重視し、第二新卒は社風やカルチャーフィットを重視していることが分かります。
【TOPICS】
(1)就職活動と比べて、重視することや企業を選ぶ視点に変化があったと回答した20代が8割を超える
(2)新卒の就職活動と比較して、重視するようになったことは「仕事内容」が最多
(3)転職先の企業で働きたい年数は、「できるだけ長く働きたい」が63.7%で最多
【調査の背景】
終身雇用が当たり前ではなくなりつつある今、働き手による主体的なキャリア形成への関心が高まっています。20代の中には、新卒での就職を「ファーストキャリア」と表現する人もいます。転職への関心が高まるなか、就職活動と転職活動では企業選びの視点に変化があるのか調査しました。
【調査詳細】
(1)就職活動と比べて、重視することや企業を選ぶ視点に変化があったと回答した20代が8割を超える
新卒での就職活動と比べて、重視するようになったことや、企業を選ぶ視点に「変化があった」と回答した20代が80.8%に上りました。8割以上の20代が、就職活動のときから企業選びの視点が変化していることが分かります。
(2)新卒の就職活動と比較して、重視するようになったことは「仕事内容」が最多
新卒の就職活動と比べて、重視するようになったこと1位は「仕事内容」。2位「自分自身の今後のキャリアビジョン」、3位「休日のとりやすさ・残業時間」、4位「福利厚生・手当」が続きました。次いで回答を集めた項目は、社会人経験3年以上の「ヤングキャリア」と社会人経験3年未満の「第二新卒」で分かれました。ヤングキャリアは、「年収や昇給・昇格ペース」37.0%で、第二新卒よりも15.7ポイント高くなっています。第二新卒は、「企業文化・社風」22.2%で、ヤングキャリアよりも14.0ポイント高くなりました。ヤングキャリアは、年収や昇給・昇格のペースを重視し、第二新卒は社風やカルチャーフィットを重視していることが分かります。
(3)転職先の企業で働きたい年数は、「できるだけ長く働きたい」が63.7%で最多
転職先の企業で働きたい年数は、「不満が特にない限り、できるだけ長く働きたい」が63.7%で最多。転職先の企業で、長く働くことを希望する20代が6割を超えました。一方、次いで回答を集めたのは、「4~5年ほど」10.7%、「2~3年ほど」9.0%となっており、転職先の企業で働きたいと考える期間も多様になっていることが分かります。
■調査概要
・調査期間:2023年7月3日~2023年7月16日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」サイト来訪者)
・有効回答数:541名
・調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 7月31日発表・同社プレスリリースより転載)