管理部門の給与アップと人事評価の実態調査
株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区 代表取締役会長兼社長CEO:有本隆浩/以下MS-Japan 証券コード:6539)が運営する、管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career(エムエスキャリア)」は、「管理部門の給与アップと人事評価の実態調査」を発表しましたので、お知らせいたします。
【調査背景】
多くの企業で年に1-2回の頻度で設定されている人事評価ですが、管理部門の人事評価は、成果が数値で表れづらいなど、他の職種に比べ評価する側も評価を受ける側も難しさを感じることも多いことが課題といわれています。
そこで、管理部門・士業を対象に、業界最大級の求人数を誇る転職サービス「MS Career」と、ビジネスメディア「Manegy」を通じて、管理部門・士業の方々のキャリア形成をサポートしているMS-Japanが、管理部門人材420人を対象に「管理部門の給与アップと人事評価の実態調査」を実施しました。
【調査結果】
■2023年度給与がアップした管理部門は「43%」
今回の調査では、「新年度に変わるタイミングで、あなたの給与(※)は上がりましたか?」という設問に対し、上がった方は全体の半数以下の43%にとどまりました。
一方で、アップ額については「10,001円以上」の回答者が最も多いという結果となりました。
また同設問の回答を職種ごとにみた結果、唯一「人事」が過半数を超える60%が給与アップしたようでした。
※基本給に加え一律の手当を含む
■人事評価に満足している管理部門は「37%」
管理部門の人事評価への満足度に関する項目では、制度に満足しているのはわずか37%という結果となりました。
不満の理由については、第一位には、そもそもの評価基準への不満である「評価基準や項目目標設定が不明確/不適切/納得できない」が78%という結果となりました。
また、その他の回答では「昇格基準を満たしているが、前が詰まっているという理由で足踏みになっている」「間接部門の評価が蔑ろにされている」など、管理部門職種の評価の難しさなどが表れる回答がありました。
【調査概要】
調査方法:WEBアンケート
調査対象:管理部門職種の全国の男女
調査テーマ:「管理部門の給与アップと人事評価の実態調査」
有効回答数:420名
調査実施日:2023年4月24日~4月30日
調査主体:株式会社MS-Japan
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社MS-Japan / 6月15日発表・同社プレスリリースより転載)