2024年卒 学生就職モニター調査 4月の活動状況
先輩と比較して就職活動が「楽になる」と回答した学生は22.3%で 「厳しくなる」をわずかに上回る結果に
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2024年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2024年卒 学生就職モニター調査 4月の活動状況」の結果を発表しました。
《TOPICS》
・4月に1次面接を受けた学生は54.7%、最終面接は39.7%。全体の約半数の学生が活動を継続
・先輩と比較して就職活動が「楽になる」と回答した学生は22.3%で、「厳しくなる」をわずかに上回る
・個別企業セミナーの参加・視聴経験がある割合は、対面式が41.8%、ライブ形式が80.2%、録画形式が59.1%
【調査概要】
4月の活動状況では、「企業にエントリーした」が45.3%(前年同月比5.8pt減)、「エントリーシートを提出した」が48.9%(前年同月比4.7pt減)、「エントリーシートが通過した」が51.8%(前年同月比4.3pt減)で、全体の約半数の学生が引き続き活動していることがわかる。また、「1次面接を受けた」は54.7%(前年同月比5.8pt減)、「最終面接を受けた」が39.7%(前年同月比2.5pt減)で、他の活動と同様に前年同月よりやや割合は低かった。前月の調査※1によると、3月に最終面接を受けた割合は前年3月比5.6pt増の39.5%で増えているが、4月の本調査では減少している。全体的に最終面接に到達する時期が早くなっている状況だ。
※1 マイナビ 2024年卒 学生就職モニター調査 3月の活動状況
先輩と比較して自分たちの就職活動が楽になるか、厳しくなるかを聞いたところ、「変わらない」は58.1%(前月比1.5pt減)」だった。前月に比べて「(かなり+多少)楽になる(22.3%)」と回答した学生の割合が増加し(前月比3.5pt増)、「(かなり+多少)厳しくなる(19.6%)」と回答した学生の割合をわずかに上回った。楽になると思う理由では、「売り手市場(学生が有利)だと思うから」が44.9%と最多で、次いで「新型コロナウイルス感染症の影響が前年より少ないから」が43.5%だった。順調に就活が進捗し内々定を得られた学生が例年より多いことを受けて※2、「楽になる」が「厳しくなる」を上回ったようだ。
※2 マイナビ 2024年卒大学生 活動実態調査(4月)
個別企業セミナーの参加経験がある割合は、対面式が41.8%(前年比4.8pt増)、ライブ形式のWEBセミナーが80.2%(前年比2.6pt減)。録画形式のWEBセミナーの視聴経験があるのは59.1%(前年比4.8pt減)だった。対面式の個別企業セミナーに参加して思ったことは、「企業の雰囲気を感じ取ることができる(48.9%)」が最多で、「交通費や移動時間が負担になる(47.8%)」が続いた。ライブ形式のWEBセミナーに参加して思ったことは、「交通費や移動時間の節約になるのは助かる(55.5%)」が最も多かった。学生は対面形式のセミナーとライブ形式のWEBセミナーのそれぞれに良さを感じているようだ。
【調査概要】「マイナビ 2024年卒 学生就職モニター調査 4月の活動状況」
○調査期間/2023年4月25日(火)~4月30日(日)
○調査方法/WEB上のアンケートフォームより入力
○調査対象/2024年卒業予定の全国の大学生および大学院生
○調査機関/自社調べ
○有効回答数/1,944名(文系男子315名 理系男子487名 文系女子580名 理系女子562名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社マイナビ/ 5月25日発表・同社プレスリリースより転載)