2024年卒対象「プレエントリー・選考参加」について調査

「選考参加社数は10社以下」と回答した学生が8割を超える。「本当に入社したい企業に絞って選考を受けている」の声。選考に参加する企業を絞りこむ傾向が強まる

株式会社学情（本社：東京都千代田区）は、2024年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「プレエントリー・選考参加」について調査しました。「プレエントリー」した社数について、4人に1人は、「2社以下」と回答しました。「10社以下」の回答も6割に迫ります。「セミナー参加」は、「2社以下」の回答が26.1％、「10社以下」が67.0％となっています。「業界を絞っている人は、セミナー参加社数が5社以下や、10社以下の人が多いと思う」「インターンシップに複数参加しているので、改めてセミナーに参加している企業は少ない」などの声が寄せられました。また、「選考参加」を経験した社数について、「2社以下」と回答した学生が37.5％に上り、「10社以下」は8割を超えました。「選考に合格したら、本当に入社したい企業に絞って選考を受けている」「一度に多くの企業の選考を受けるのではなく、合否などの進捗を見ながら選考に参加する企業を決めていきたい」といった声が上がっており、選考に参加する企業を絞り込む傾向がうかがえます。

【TOPICS】
（1）プレエントリー数「10社以下」の学生が6割に迫る。4人に1人は、「2社以下」と回答
（2）セミナー参加社数「10社以下」と回答した学生が7割に迫る
（3）選考参加社数「2社以下」と回答した学生が37.5％

【調査の背景】
ここ数年、「プレエントリー」や「選考参加」する企業を絞り込む傾向が続いています。リーマンショック時は「100社以上」の企業にプレエントリーをする学生も少なくありませんでしたが、「プレエントリー」や「選考参加」の社数は減少傾向です。3月の採用広報解禁から約1ヵ月たった4月中旬時点での、プレエントリー社数・選考参加社数を調査しました。

【調査詳細】
（1）プレエントリー数「10社以下」の学生が6割に迫る。4人に1人は、「2社以下」と回答
これまで「プレエントリー」した社数について、「2社以下」と回答した学生が25.6％に上りました。4人に1人は、「2社以下」と回答しています。「3～5社」14.6％、「6～10社」18.1％となっており、「10社以下」と回答した学生が6割に迫りました。

（2）セミナー参加社数「10社以下」と回答した学生が7割に迫る
これまで「セミナー参加」を経験した社数について、「2社以下」と回答した学生が26.1％に上りました。「3～5社」18.6％、「6～10社」22.3％となっており、「10社以下」と回答した学生が7割に迫りました。「業界を絞っている人は、セミナー参加社数が5社以下や、10社以下の人が多いと思う」「インターンシップに複数参加しているので、改めてセミナーに参加している企業は少ない」などの声が寄せられました。既に業界研究や企業研究を済ませていることに伴い、セミナーに参加する企業は絞りこんでいる傾向がうかがえます。一方、「インターンシップに参加していないので、まだ業界を絞っていない。オンラインセミナーも活用して、20社ほどのセミナーに参加した」「大学4年生になってから就職活動を始めたので、これからセミナー参加を増やしていきたい」といった声も上がりました。

（3）選考参加社数「2社以下」と回答した学生が37.5％
これまで「選考参加」を経験した社数について、「2社以下」と回答した学生が37.5％に上りました。「3～5社」24.3％、「6～10社」20.3％となっており、「10社以下」と回答した学生が8割を超えました。「選考に合格したら、本当に入社したい企業に絞って選考を受けている」「一度に多くの企業の選考を受けるのではなく、合否などの進捗を見ながら選考に参加する企業を決めていきたい」といった声が上がっており、選考に参加する企業を絞り込む傾向がうかがえます。
 

■調査概要
・調査期間：2023年4月11日～2023年4月24日
・調査機関：株式会社学情
・調査対象：「あさがくナビ2024（ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1）」へのサイト来訪者
・有効回答数：403件
・調査方法：Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0％にならない場合あります。

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

（株式会社学情 ／ 4月27日発表・同社プレスリリースより転載）