2024年卒 学生就職モニター調査 3月の活動状況
3月の就活費用は平均1万2,782円。交通費・宿泊費は前年より3,343円増加。転勤がある企業に「就職したくない」「できるだけ避けたい」学生は35.1%
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2024年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2024年卒 学生就職モニター調査 3月の活動状況」の結果を発表しました。
《TOPICS》
・3月中に「最終面接を受けた」学生は39.5%、前年よりやや早く選考が進む
・3月の就活費用は平均1万2,782円。うち交通費・宿泊費は平均8,178円で前年3月より3,343円増加
・転勤がある企業に「就職したくない」「できるだけ避けたい」学生は合わせて35.1%
【調査概要】
3月の活動状況を見ると「企業にエントリーシートを提出した」は75.6%(前年同月比3.8pt減)、「適性検査や筆記試験を受けた」は71.6%(前年同月比6.3pt減)と、いずれも前年よりやや減ったものの活発に活動していた。面接についても「1次面接を受けた」は63.4%(前年同月比1.8pt減)で前年並みだが、「最終面接を受けた」は39.5%(前年同月比5.6pt増)で、前年よりやや早く選考が進んでいるようだ。
2023年3月の就活費用の平均は前年同月比2,873円増の1万2,782円で、19年卒以来5年ぶりの上昇となった。特に交通費・宿泊費は8,178円(前年同月比3,343円増)で増加が顕著だった。地区別に見ると、関東以外の地域で交通費・宿泊費が前年同月より大きく増加しており、東海で3,556円増の8,518円、関西で4,800円増の8,242円、その他地域で4,922円増の1万2,868円となったWEB面接の割合(78.1%、前年同月比7.2pt減)が前年より減ったことや、本社で対面実施されることが多い最終面接を受けた学生が前年より増加したことが要因と考えられる。
転勤がある企業について聞いたところ、「就職したくない(13.4%)」と「できるだけ避けたい(21.7%)」と回答した学生は合わせて35.1%(前年比3.7pt増)で前年よりやや増えた。経年での変化を見ても、3年連続の増加となった。一方、「キャリアアップにつながるなら転勤があってもよい」と回答した割合は17.6%(前年比4.1pt減)で3年連続の減少。「どこで働くことになるのか」を重視する傾向がやや強くなっているようだ。
【調査担当者コメント】
前年よりやや早く選考が進んでおり、3月の間に約4割の学生が最終選考を受けていることが分かりました。学生によっては、比較的早い段階で得た内々定を持ったまま活動を継続するケースも多くなるでしょう。無理のない範囲で納得がいくまで活動し、入社先の選択の際に悔いが残らない就職活動にしていただきたいと思います。
【調査概要】「マイナビ 2024年卒 学生就職モニター調査 3月の活動状況」
○調査期間/2023年3月27日(月)~3月31日(金)
○調査方法/WEB上のアンケートフォームより入力
○調査対象/2024年卒業予定の全国の大学生および大学院生
○調査機関/自社調べ
○有効回答数/1,875名(文系男子309名 理系男子461名 文系女子571名 理系女子534名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社マイナビ / 4月24日発表・同社プレスリリースより転載)