入社1年目社員のキャリア満足度調査
2022年卒者の就職活動は、コロナ禍により、インターンシップ期(⼤学3年生)から企業との対面での接点が制限され、その後も、説明会や選考、さらには内定後のフォローや研修までもオンライン中心で進みました。こうした就職活動を経て2022年4月に入社した社会人1年目を対象に、現在の勤務状況を調査。そのうち、新卒入社した企業に「現在も勤務している」と回答した人(全体の96.9%)を対象に、勤務先企業への満⾜度などを調査・分析しました。
<< 主な内容 >>
1-2 勤務先企業への満足度
- 勤務先企業への現在の満⾜度は平均72.3%。在学時に入社を決めた時(79.5%)から7.2ポイント減少した。例年と同様の傾向。
- 項目別の満⾜度も総じて⾼い。満⾜度が⾼い項目は「有休取得」「⼈間関係」「勤務地」 「仕事内容」 「社風」。
- ⼀方「キャリアパス」「教育・研修制度」「給与・待遇」「残業時間」 は低め。
1-4 入社後に感じたギャップ
- 入社後にギャップを感じた⼈は、「とてもギャップがあった」「ややギャップがあった」を合わせて5割強(52.8%)。
- 仕事内容や社風、労働環境が想像と違ったなどの悪いギャップを感じる声が多く挙がった。
1-7 入社後の成長実感
- 「思っていた以上に成⻑できた」(26.0%)、「思っていた通りに成⻑できた」(39.5%)、合計6割強が入社後の成⻑を実感。
- 「思っていたいほど成⻑できていない」が3割(31.8%)。
2-1 転職意向有無/入社前後のギャップ比較
- 現時点で「転職活動中」「転職活動はしていないが検討中」が約4割(計41.5%)。
- 「転職活動中・検討中」のグループは、入社後に満⾜度の平均が10ポイント以上低下(72.7%→60.6%)。入社前後のギャップも⼤きい。
<調査概要>
調査対象:2022年度新入社員(2022年4月入社者・元「キャリタス就活2022」学生モニター)
調査時期:2023年2月15日~26日
調査方法:インターネット調査法
回答者数:457人
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ディスコ/ 3月28日発表・同社プレスリリースより転載)
この記事ジャンル
新卒採用