24卒学生の「ウェルビーイング」に関する調査
約7割が、就職活動で企業の「ウェルビーイング」への取り組みを意識。「心身共に健康であることが、仕事のパフォーマンスに影響すると思う」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「ウェルビーイング」に関して調査しました。就職活動において、企業の「ウェルビーイング」に関する取り組みを「意識する」と回答した学生が7割に迫りました。「心身共に健康であることが、仕事のパフォーマンスにも影響すると思う」「社員がやりがいや幸福を感じながら働ける企業は、柔軟な発想や活発な議論が可能だと思う」といった声が上がっており、健康的な働き方をすることで仕事のパフォーマンスを高めたいという意向がうかがえます。また、8割以上の学生が、「ウェルビーイング」に関する取り組みを知ると志望度が上がるとしています。「働きやすい職場だと思う」「仕事内容や経験できることが同じなら、より健康的に働ける職場を選びたい」などの声が寄せられました。
【TOPICS】
(1)社員の「ウェルビーイング」を推進する企業は「好感が持てる」と回答した学生が9割を超える
(2)約7割の学生が、就職活動において、企業の「ウェルビーイング」に関する取り組みを意識
(3)就職活動において「ウェルビーイング」に関する取り組みを知ると志望度が上がると回答した学生が8割を超える
(4)自身の「ウェルビーイング」を追求するために重視している点は「休日休暇・勤務時間に関する制度」が最多
【調査の背景】
2024年卒の学生は、Z世代と呼ばれる世代です。脱プラスチックや食品ロス削減など、サステナビリティや社会課題への関心が高く、他者も自身も大切にすることを重視する傾向があります。Z世代にあたる2024年卒の学生が「ウェルビーイング」についてどのように捉えているかアンケートを実施しました。
【調査詳細】
(1)社員の「ウェルビーイング」を推進する企業は「好感が持てる」と回答した学生が9割を超える
社員の「ウェルビーイング」を推進する企業について、「好感が持てる」と回答した学生が70.3%に上りました。「どちらかと言えば好感が持てる」20.2%と合わせると、9割を超える学生が「ウェルビーイング」を推進する企業に好感を持っていることが分かります。
(2)約7割の学生が、就職活動において、企業の「ウェルビーイング」に関する取り組みを意識
就職活動において、企業の「ウェルビーイング」に関する取り組みを「意識する」「どちらかと言えば意識する」と回答した学生が7割に迫りました。「心身共に健康であることが、仕事のパフォーマンスや生産性にも影響すると思う」「社員がやりがいや幸福を感じながら働ける企業は、柔軟な発想や活発な議論が可能だと思う。企業としての成長力も高いと感じる」といった声が上がっています。健康的な働き方をすることで、仕事のパフォーマンスを高めたいという意向がうかがえます。
(3)就職活動において「ウェルビーイング」に関する取り組みを知ると志望度が上がると回答した学生が8割を超える
就職活動において、企業の「ウェルビーイング」に関する取り組みを知ると「志望度が上がる」と回答した学生が44.5%に上りました。「どちらかと言えば志望度が上がる」36.2%を合わせると、8割以上の学生が、「ウェルビーイング」に関する取り組みを知ると志望度が上がるとしています。「働きやすい職場だと思う」「仕事内容や経験できることが同じなら、より健康的に働ける職場を選びたい」「やりがいを感じながら、長く働くことができると思う」といった声が寄せられています。
(4)自身の「ウェルビーイング」を追求するために重視している点は「休日休暇・勤務時間に関する制度」が最多
自身の「ウェルビーイング」を追求するために、就職活動において重視している点は、「休日休暇・勤務時間に関する制度」が61.0%で最多。次いで、「企業の雰囲気・社風との相性」55.0%、「福利厚生」54.8%、「仕事内容」50.8%が続きました。「人間関係はストレスの大きな原因になるので、職場の雰囲気が自身と合っているかは大切だと思う」「やりがいを感じられるか、自身が会社や社会に貢献できていると感じられるかは仕事の充実感にも関わってくると思う」「仕事とプライベートを両立できる働き方をしたい」といった声が上がりました。
■調査概要
・調査期間:2023年2月13日~2023年2月24日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2024(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:431件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 3月8日発表・同社プレスリリースより転載)