「転職のきっかけ」意識調査
転職を考えたきっかけ第1位
30代「給与」、40代「会社の将来性」、50代「会社の風土」。
約半数のミドルが「20代での転職経験がない」と回答。
エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』上で、サイトを利用している35歳以上のユーザーを対象に「転職のきっかけ」についてアンケートを行ない、1,889名から回答を得ました。
<調査結果 概要>
★ 転職を考えたきっかけ第1位は、30代「給与」、40代「会社の将来性」、50代「会社の風土」。
★ 転職で最も実現したいこと、30代・40代トップは「給与アップ」。50代は「経験・能力を活かせる転職」が最多の回答に。
★ 約半数のミドルが「20代での転職経験がない」と回答。
★ 6割のミドルが、20代の頃に比べて「転職理由に変化を感じる」と回答。
<調査結果 詳細>
1:転職を考えたきっかけ第1位は、30代「給与」、40代「会社の将来性」、50代「会社の風土」
転職を考えたきっかけを伺うと、トップ3は「会社の将来性」(43%)、「会社の考え・風土」(42%)、「給与」(38%)でした。年代別では、30代「給与」(47%)、40代「会社の将来性」(49%)、50代「会社の考え・風土」(40%)がトップの回答となり、各年代でばらつきが見られました。
2:転職で最も実現したいこと、30代・40代トップは「給与アップ」。50代は「経験・能力を活かせる転職」が最多の回答に
転職で最も実現したいことを伺うと、トップ3は「給与・待遇のアップ」(40%)、「経験・能力が活かせるポジションへの転職」(31%)、「やりたい仕事ができる環境での就業」(20%)でした。年代別では、30代・40代トップが「給与・待遇のアップ」(30代:46%、40代:44%)で、50代のトップは「経験・能力が活かせるポジションへの転職」(40%)でした。
3:約半数のミドルが「20代での転職経験がない」と回答
若手時代(20代)に転職の経験があるか伺うと、51%のミドルが「ある」、49%が「ない」と回答しました。年代が高くなるにつれて、20代での転職経験がないミドルが増える結果となりました。
4:6割のミドルが、20代の頃に比べて「転職理由に変化を感じる」と回答
若手時代(20代)に比べて、転職理由に変化を感じるか伺うと、60%のミドルが「感じる」と回答しました。50代は特に変化を感じる方が多いことが伺えます。具体的なコメントもあわせてご紹介します。
Q. 若手時代(20代)と転職理由に変化を「感じる」と回答した方に伺います。具体的に教えてください。
■30代の方
・家庭のことを考えなければいけないため、条件面をより重視するようになった。(女性)
・当時は嫌なことがあると逃げたくなる性格だった。今は色々なスキルを得ており、それを活用したいという思いが強くある。(男性)
・20代は成長できる環境を求めて転職した。今はキャリアを活かして、より待遇の良い環境を求めて転職を考えている。(男性)
■40代の方
・明確なキャリアアップというよりも、自身の今までの経験・能力を考慮し、50代・60代で何をしているかも見据えて転職を考えるようになった。(男性)
・若手時代は人間関係に不満を感じ退職する事もあったが、年齢が上がるにつれて若手時代よりはうまく立ち回れるようになったため、退職理由が給与UPなど将来の生活の向上に向いたと感じている。(女性)
・20代の頃は業界の成長性や自身の給与を重視していたが、今は自分の経験を新しい会社や次世代に継承させたい、自分もスキルアップしたいと思うようになった。(男性)
■50代の方
・希望に近い金額を提示されるため、年収を気にしなくなった。(男性)
・20代の頃は挑戦意欲や向上心が強く、給与や待遇よりも仕事で得られる経験値や人との繋がりに重きを置いていたが、最近は年齢が上がることで安定志向が強くなっている気がする。(男性)
・若い時は給料中心で考えていたが、今はスキルを活かした仕事を中心に転職を行っている。(女性)
【調査概要】
■調査方法 :インターネットによるアンケート
■調査対象 :『ミドルの転職』を利用する35歳以上のユーザー
■有効回答数: 1,889名
■調査期間 : 2022年11月10日 ~ 2023年1月9日
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(エン・ジャパン株式会社 / 2月28日発表・同社プレスリリースより転載)