「昇給・ベースアップ」実態調査
約3割が2022年に給与が「上がった」と回答。
上がった理由、半数以上は「定期昇給」で「ベースアップ」は2割にとどまる結果に。
エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する総合満足度No.1(※)日本最大級の総合求人サイト『エン転職』上で、ユーザーを対象に「昇給・ベースアップ」についてアンケートを実施し、12,171名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。
※2018年~2022年オリコン顧客満足度調査「転職サイト」ランキング総合1位
調査結果 概要
★ 2022年、給与が上がった方は約3割。上がった方が多い職種上位は「技術系(医薬、化学、素材、食品)」、「エンジニア系(IT・Web・ゲーム・通信)」。
★ 給与上昇額、最多は「1,001円~3,000円」。「10,000円以上」上昇した方は約2割にとどまる。
★ 給与が上がった理由、最多は「定期昇給」で55%。「ベースアップのため」が18%で続き、「手当追加のため」という回答も。
★ 8割の方が現在の給与に満足していないと回答。満足していない理由トップ2は「生活に余裕が持てないため」「今後、給与が上がる可能性が低いため」。
調査結果 詳細
1:2022年、給与が上がった方は約3割。上がった方が多い職種上位は「技術系(医薬、化学、素材、食品)」、「エンジニア系(IT・Web・ゲーム・通信)」。
「2022年に入って、給与(基本給+一律の手当)は上がりましたか?」と伺うと、28%が「上がった」と回答しました。「上がった」と回答した方が多い職種上位は、「技術系(医薬、化学、素材、食品)」(38%)、「エンジニア系(IT・Web・ゲーム・通信)」(34%)でした。
2:給与上昇額、最多は「1,001円~3,000円」。「10,000円以上」上昇した方は約2割にとどまる。
2022年に給与が上がったと回答した方に上昇額を伺うと、最多は「1,001円~3,000円」(26%)、次いで「10,000円以上」(22%)でした。
10,000円以上の上昇が多かった職種トップは「営業系(営業、MR、営業企画他)」、「クリエイティブ系(WEB・ゲーム制作、プランナー他)」(同率32%)でした。
3:給与が上がった理由、最多は「定期昇給」で55%。「ベースアップのため」が18%で続き、「手当追加のため」という回答も。
2022年に給与が「上がった」と回答した方に「給与(基本給+一律の手当)が上がった理由を教えてください」と伺うと、55%が「定期昇給のため」と回答。「ベースアップのため」と回答した方は18%にとどまりました。また、9%の方が「手当追加のため」と回答し、物価高や働き方の変化などへの対応を受けている方も見られました。「その他」と回答した方のコメントもご紹介します。
「その他」と回答した方のコメント
・退職者増加の影響。(26歳/男性)
・労働基準法に基づき、同一賃金同一労働を導入し、基本給の見直しが行なわれたため。(28歳/男性)
・最低賃金が上がったため。(30歳/女性)
・経営体制が変わったため。(32歳/女性)
・給与のことで退職の相談をしたところ提案いただいたため。(33歳/女性)
4:8割の方が現在の給与に満足していないと回答。満足していない理由トップ2は「生活に余裕が持てないため」「今後、給与が上がる可能性が低いため」。
「現在の給与額に満足していますか?」と伺うと、「満足している」と回答した方は18%(満足している:3%、やや満足している:15%)でした。
現在の給与に「満足している」「まあまあ満足している」と回答した方に理由を伺うと、上位は「以前よりも給与が上がっているため」(33%)、「生活に余裕が持てるため」(27%)でした。「あまり満足していない」「全く満足していない」と回答した方の理由上位は「生活に余裕が持てないため」(55%)、「今後、給与が上がる可能性が低いため」「同年代より給与水準が低いと感じるため」(同率34%)でした。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エン転職』を利用するユーザー
■調査期間:2022年11月28日~12月25日
■有効回答数:12,171名
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(エン・ジャパン株式会社/ 2月6日発表・同社プレスリリースより転載)