8月末時点の内々定率は<86.4%>。前月比+5.4ポイント。内定式を1ヵ月後に控え、内々定出しが加速
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「内々定の獲得状況」をテーマに調査しました。2022年8月末時点の内々定獲得率は、86.4%。前月から5.4ポイント増加しており、10月1日の内定式を前に内々定出しが 加速していると言えそうです。
【TOPICS】
- 8月末時点の内々定率は86.4%。前月から5.4ポイント増加
- 就職活動を継続中の学生は、前月比9.2ポイントと激減。約7割が終了
- 就職活動後半戦に入り、キャリアセンターを頼る学生が増えている
(1) 8月末時点の内々定率は86.4%。前月から5.4ポイント増加
2022年8月末時点の内々定率は、86.4%。夏季休暇等もあり企業の稼働日数は少ない月でしたが、前月から5.4ポイント増加、また前年同時期の「83.5%」を2.9ポイント上回りました。内定式を1ヵ月後に控え、内々定出しが加速していることが伺えます。
(2) 就職活動を継続中の学生は、前月比9.2ポイントと激減。約7割が終了
就職活動を継続中の学生は「26.4%」と前月から9.2ポイント下落しました。文理別の継続率は文系が「31.6%」、理系は「17.3%」と、依然として、文系学生のほうが、理系学生よりも就職活動を続けている割合が大きいことが分かります 。 なお、理系の活動率は前年を1.8ポイント下回っており、理系学生は昨年度よりも早い段階で就職活動を終えていることが伺えます。
(3) 就職活動後半戦に入り、キャリアセンターを頼る学生が増えている
内々定を獲得した企業への応募のきっかけは、“就職サイト(インターンシップサイト)で知って”が「64.3%」で初回調査から連続の最多。“大学のキャリアセンターからの紹介”が「6.3%」と前月から大きく伸びており、就職活動も後半戦に入り、キャリアセンターを頼る学生が増えていると推察されます。
■調査概要
・調査期間:2022年8月26日~8月31日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
・有効回答数:403件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/9月6日発表・同社プレスリリースより転載)