【職場のコミュニケーションに関する意識調査】同僚とのコミュニケーションは「対面」が好ましいの回答が7割を超える
同僚とのコミュニケーションは「対面」が好ましいの回答が7割を超える
「反応が分かる」「アイディアが浮かびやすい」「相手の忙しさや状況に応じて、気遣うことができる」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、20代の仕事観をひも解くために、アンケート調査を実施しました。今回は、「職場のコミュニケーション」に関して調査。上司とのコミュニケーションは「対面(オフライン)」が好ましいと回答した20代が62.0%に上りました。「報告や連絡はチャットや、オンラインでも対応できるものの、相談は対面のほうが良いと思う」「直接フィードバックをもらえると励みになる」などの声が上がりました。また、同僚とのコミュニケーションは、「対面」が好ましいと回答した20代が72.9%に上り、「対面」を希望する割合は「上司とのコミュニケーション」よりも10.9ポイント高くなりました。「直接話したほうが、アイディアが浮かびやすい」「対面のほうが相手の反応が分かる」「相手の忙しさや状況に応じて気遣うことができ、円滑にコミュニケーションが取れる」などの声が寄せられています。
【TOPICS】
- 上司とのコミュニケーションは「対面(オフライン)」が好ましいと回答した20代が6割を超える
- 同僚とのコミュニケーションは「対面(オフライン)」が好ましいと回答した20代が7割を超える
- 社内会議は「オンライン」が好ましいと回答した20代が半数に迫る。「対面」は25.9%に留まる結果に
- 商談・社外の関係者との打ち合わせは「対面(オフライン)」が好ましいと回答した20代が半数に迫る
【調査の背景】
コロナ禍で「リモート会議」や「オンライン商談」が普及し、ビジネスシーンにおいて欠かせないものになりました。実際のコミュニケーションにおいて、ビジネスパーソンは「オンライン」と「対面(オフライン)」どちらのコミュニケーションを、より重視しているのか。デジタルネイティブ世代と呼ばれ、「オンライン」でのコミュニケーションにも慣れている20代がどのように感じているのか、アンケートを実施しました。
(1) 上司とのコミュニケーションは「対面(オフライン)」が好ましいと回答した20代が6割を超える
上司とのコミュニケーションは「対面(オフライン)」が好ましいと回答した20代が62.0%に上りました。「直接のほうが微妙なニュアンスなどは分かりやすい」「報告や連絡は、チャットやオンラインでも対応できるものの、相談は対面のほうが良いと思う」「直接フィードバックをもらえると励みになる」などの声が上がりました。中には、「上司がオンラインツールを使いこなせていないので、対面のほうがスムーズにコミュニケーションを取れる」「上司がオンラインよりも対面を好んでいる」といった指摘もありました。
(2) 同僚とのコミュニケーションは「対面(オフライン)」が好ましいと回答した20代が7割を超える
同僚とのコミュニケーションは、「対面(オフライン)」が好ましいと回答した20代が、72.9%に上りました。「オンライン」(16.2%)の4.5倍となっており、多くの20代が「対面」でのコミュニケーションを希望していることが分かります。また、「対面」を希望する割合は、「上司とのコミュニケーション」よりも10.9ポイント高くなりました。「直接話したほうが、アイディアが浮かびやすい」「対面のほうが相手の反応が分かる」「対面のほうが、忙しそうなときを避けて声をかけたり、状況に応じて相手を気遣う言葉をかけるなど、円滑なコミュニケーションが取れると思う」などの声が寄せられました。「どちらとも言えない」と回答した20代からは、「オンラインでも良いものと、対面で話したほうが良いことがある」「オンラインでもリアルでも、合意したことはチャットに残すなど仕事を進めるために工夫することは変わらないと思う」などの声があがりました。
(3) 社内会議は「オンライン」が好ましいと回答した20代が半数に迫る。「対面」は25.9%に留まる結果に
社内会議は「オンライン」が好ましいと回答した20代が49.4%に上りました。「対面(オフライン)」は25.9%に留まり。社内会議は「オンライン」のほうが好まれていることが分かります。「特に多くの人が集まる会議は、オンラインのほうが日程調整をしやすい」「オンラインのほうが脱線せず、生産性の高い仕事ができると思う」「ブレストは対面のほうが良いものの、連絡や共有がメインの打ち合わせはオンラインで対応可能だと思う」などの声が寄せられました。
(4) 商談・社外の関係者との打ち合わせは「対面(オフライン)」が好ましいと回答した20代が半数に迫る
商談・社外の関係者との打ち合わせは、「対面(オフライン)」が好ましいと回答した20代が、約半数にあたる47.4%に上りました。「対面のほうが雑談をしやすく、相手のことを良く知れると思う」「対面のほうが印象に残り、覚えてもらいやすい」「営業する場合は対面のほうが誠意を伝えることができるし、逆に営業を受ける場合も、対面のほうが信頼してお任せできるかを判断できる」などの声が寄せられました。一方、「最初は対面で、関係性が築けたらオンラインでも対応可能だと思う」「サービスの紹介はオンラインで、提案は対面でなど、ケースに応じて適した方法を選びたい」などの声も上がっており、目的によって使い分けたいという意向もうかがえます。
■調査概要
・調査期間:2022年7月29日~2022年8月6日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」のサイト来訪者)
・有効回答数:247名
・調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 8月17日発表・同社プレスリリースより転載)