2021年「働く喜び調査」結果報告 働く人の喜び実感は全体で43.3%。前年比+1.0pt
男性は年齢を重ねるごとに『働く喜び』が減少。50代で底となり、60代で増加
一方、女性は年齢を重ねるごとに『働く喜び』が増加する傾向
『働く喜び』向上には、周囲との信頼関係やフィードバックが重要
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)では、2013年より毎年、全国の15歳~64歳の就業者約5,000名~12,000名を対象に仕事に関するアンケート調査を行っています。本リリースでは2021年の調査結果を中心に、働く人の喜び実感の状況やその影響要因等を報告いたします。なお調査期間は、2021年12月22日(水)~2021年12月27日(月)です。
トピックス
1)『働く喜び』の経年データ(2013年~2021年)まとめ
・働く人の喜び実感は43.3%。前年に比べて+1.0pt
2)性別・年代別『働く喜び』の実感状況(2021年)
・男性は年齢を重ねるほど減少して50代で底となり、60代で増加。女性は年齢とともに増加する傾向
3)モチベーションに影響する仕事の5要素を用いた『働く喜び』に関連する要因の分析
・男性の40代・50代で、周囲からの「フィードバック」の実感値が低い傾向にある
4)同僚、上司との信頼関係と『働く喜び』について
・男性の同僚および上司との信頼関係に関する指標は、いずれも40代で最も低い
1. 『働く喜び』の経年データ(2013年~2021年)まとめ
2021年の『働く喜び』を感じている人は43.3%。前年から1.0ptの増加
本調査では就業者に対して、この1年間で『働く喜び』を感じていたかどうかを7段階で確認しています。2021年は全回答者7,699人のうち、『働く喜び』を感じている人の割合は43.3%でした(「やや感じている」以上の割合)。これは前年と比べると1.0ptの増加という結果になりました。
調査開始時からの状況を見ると、2013年から下落傾向にありましたが、2017年を底として増加傾向に転じました。2018年以降は40%を超える水準で推移しています。2020年は前年比マイナスでしたが、2021年は反転して増加となりました。
調査概要
調査方法:アンケート調査
調査対象:全国の15歳~64歳の就業者
有効回答数:7,699人
調査実施期間:2021年12月22日(水)~2021年12月27日(月)
調査機関:インターネット調査会社
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社リクルート/ 7月26日発表・同社プレスリリースより転載)