スタートアップへの転職実態調査
ミドル世代の76%が「スタートアップ企業へ転職したい」と回答。
スタートアップに転職したい理由、1位は「先進性・革新性のある事業に携わりたい」。
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』上で、サイトを利用している35歳以上のユーザーを対象に「スタートアップへの転職」についてアンケートを行ない、1,059名から回答を得ました。
調査結果 概要
- 76%が「スタートアップ企業へ転職したい」と回答。50代の転職意欲が最も高い傾向に。
- スタートアップに転職したい理由、1位は「先進性・革新性のある事業に携わりたい」。転職したくない理由の1位は「企業の将来性が不安」。
- 「年収が下がったとしても、スタートアップ企業へ転職したい」は25%に留まるも、50代は3割が「年収が下がっても転職したい」と回答。
- 実際にスタートアップ企業への転職経験があるのは13%。
調査結果 詳細
1:76%が「スタートアップ企業へ転職したい」と回答。50代の転職意欲が最も高い傾向に。
スタートアップ企業は、革新的なビジネスを短期間で急激に成長させて利益を上げることを目指す企業を指します。ミドルに「スタートアップ企業への転職についてどう思いますか?」と伺ったところ、76%が「転職したい」(積極的に転職したい:16%、条件次第では転職したい:60%)と回答しました。年代別に見ると、「積極的に転職したい」「条件次第では転職したい」を選択した割合は50代が最多です。
2:スタートアップに転職したい理由、1位は「先進性・革新性のある事業に携わりたい」。転職したくない理由の1位は「企業の将来性が不安」。
「スタートアップ企業へ積極的に転職したい」「条件次第では転職したい」と回答した方に理由を伺うと、「先進性・革新性のある事業に携わることができると思うから」(46%)が最多でした。年代別に見ると、30代は「今後のキャリアのために経験を積みたいから」(30代:14%、40代:7%、50代:3%)、50代は「責任あるポジションに就きたいから」(同:15%、21%、28%)が目立ちました。
一方で「スタートアップ企業には転職したくない」「検討はするが、どちらかといえば転職したくない」と回答した方に理由を伺うと、第1位は「企業の将来性が不安だから」(34%)。次いで「年収や待遇が下がりそうだから」(32%)、「これまでの経験やスキルを活かせないと思うから」(31%)が続きます。
3:「年収が下がったとしても、スタートアップ企業へ転職したい」は25%に留まるも、50代は3割が「年収が下がっても転職したい」と回答。
「スタートアップ企業へ積極的に転職したい」「条件が希望にあえば転職したい」と回答した方に、「年収が下がったとしても、スタートアップ企業へ転職したいと思いますか?」と伺ったところ、「転職したい」と回答した方は25%に留まりました。「転職したくない」(38%)と「その他の条件による」(37%)がほぼ同率となっています。
年代別に見ると50代は他の年代に比べて「転職したい」(30代:20%、40代:19%、50代:31%)と回答する方が多い結果となりました。
4:実際にスタートアップ企業への転職経験があるのは13%。
実際にスタートアップ企業の選考を受けた経験/転職経験を伺ったところ、選考を受けた経験があるのは20%、転職経験があるのは13%でした。実際にスタートアップ企業への転職経験がある方に「スタートアップ企業へ転職してどうでしたか?」と伺うと、「想像よりも良かった」は25%、「想像どおりだった」は36%、「想像よりも良くなかった」は39%となりました。
【調査概要】
■調査方法 :インターネットによるアンケート
■調査対象 :『ミドルの転職』を利用する35歳以上のユーザー
■有効回答数:1,059名
■調査期間 :2022年3月29日~2022年5月5日
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(エン・ジャパン株式会社/7月20日発表・同社プレスリリースより転載)