『2022年 キャリアに関する意識調査』実施報告
キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関『Job総研』を運営する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小谷匠 以下「ライボ」)は、635人の社会人男女を対象に「2022年 キャリアに関する意識調査」を実施しました。同調査は現職の充実度を含め、悩みや不安の有無及びその具体的な内容、また自身のキャリアビジョンや将来像と今後の転職可能性などについて調査しました。
【TOPICS】
- 「現職は充実している」が多数回答も、全体の70.5%が「キャリアに関する悩みがある」と回答
- 具体的な悩みの内容は「年収・収入」に関することが全年代で最多回答
- 全体の72.0%が「今後のキャリアに不安がある」と回答。年代別の最多回答は30代で80.0%
- 全体の33.7%が「将来のキャリアビジョンが無い」と回答。“無い派”の最多回答は30代で47.8%
- 全体の74.8%が「今後転職を考えている」と回答し、内58.1%が「3年以内」と回答
【現職の充実度とキャリアの悩み】
現職での仕事の充実度について聞くと「とても充実している」22.8%と「どちらかといえば充実している」51.0%を合算した73.8%が“充実している派”の回答でした。“充実していない派”の回答は26.2%で、内訳は「充実していない」が18.3%、「どちらかといえば充実していない」が7.9%でした。
またキャリアに関する悩みの有無では、「ある」35.7%と「どちらかといえばある」34.8%を合算した70.5%が“ある派”の回答をしました。“ない派”の回答は29.5%で、内訳は「ない」17.3%、「どちらかといえばない」12.2%でした。
【具体的な悩み】
キャリアの悩みについて具体的な内容を聞くと「年収・収入について」が32.8%で最多回答になり、年代別でも20~50代の全世代で同回答が最多になりました。全体集計において次いで多かったのは「仕事とプライベートのバランスについて」が19.0%、「やりがいについて」が18.3%、「転職について」が12.7%、「会社からの評価」が8.9%で、最も少ない回答は「職場の人間関係について」8.3%の回答結果になりました。
【今後のキャリアに関する不安】
自身の今後のキャリアに関する不安の有無について、「とてもある」27.1%と「どちらかといえばある」44.9%を合算した72.0%が“ある派”の回答をしました。また“ある派”の回答を年代別で見ていくと、30代が最多の80.0%で、次いで40代が76.0%、20代が67.8%になり、最も少ない回答だったのは50代の58.4%でした。
更に“ある派”の回答をした457人にその不安の種類について聞くと、65.4%が「漠然とした不安」と回答し、「明確な不安」と回答したのは34.6%で、多くの回答者が不安については漠然としていることがわかりました。
【将来のキャリアビジョンについて】
自身のキャリアビジョンの有無について聞くと、「明確にある」12.1%と「どちらかといえばある」54.2%を合算した66.3%が“ある派”の回答をしました。これを年代別で見ていくと全年代で“ある派”の回答が過半数を超える結果になり、その中でも最多回答だった年代は40代で68.4%でした。最も少ない回答だった年代は30代で52.2%の結果になりました。
更に1~10年後までの自身の将来像について「ポジティブなイメージを持っている」の回答を見ていくと、1年後は70.3%で最多回答になり、次いで3年後が66.8%、5年後が60.1%、10年後が52.3%になり、時間の経過に比例して自身の将来について「イメージが湧かない」の回答が増加する傾向にありますが、「ネガティブなイメージを持つ」の回答は時間の経過に関係なく全年で同水準の結果になりました。
【今後の転職可能性について】
今後の転職可能性については、「ある」43.5%と「どちらかといえばある」31.3%を合算した74.8%が“ある派”の回答をしました。“ない派”の回答は25.2%でした。
また“ある派”を回答した475人に転職の時期について聞くと、「1年以内」が26.3%、「1~3年以内」が31.8%、「3~5年以内」が24.2%、「5~10年以内」が17.7%になり、全体の58.1%が3年以内に転職をするという回答結果になりました。
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(株式会社ライボ / 7月19日発表・同社プレスリリースより転載)