勤め先に積極的に取り組んでほしい福利厚生は休暇制度【福利厚生に関するアンケート調査(2022年7月)】
勤め先に積極的に取り組んでほしい福利厚生は「休暇に関する制度」
BtoBサービスの比較メディアUtilly(運営会社:株式会社GO TO MARKET、所在地:東京都渋谷区)では、2022年7月に福利厚生に関するアンケート調査を実施しました。
■調査の背景
福利厚生は従業員の働きやすさに直結する制度の一つ。福利厚生に関する従業員の現状を知るために、全国の会社員を対象に福利厚生に関するアンケートを実施した。
■調査結果サマリ
- 勤め先の福利厚生について、65.4%は一定程度理解しているという結果になった。
- 福利厚生の満足度については55.1%が「満足している」と回答した。これは「不満足」の26.7%を上回る結果となった。
- 勤め先が福利厚生に「取り組んでいる」と感じている方は36.9%で、「取り組んでいない」と感じている29.3%よりもわずかに多い結果となった。
- 注力してほしい福利厚生について、最も多かった施策は「休暇に関する制度」。次点は「社員の健康促進に関する制度」となった。
【質問】お勤めの会社の福利厚生についてどの程度理解していますか?最も近いものを選択ください。
福利厚生制度への理解について質問した。福利厚生制度について知っていると回答した方は全体の65.4%。全体の17.7%は勤め先の福利厚生について詳細まで理解していると回答した。
【質問】お勤めの会社の福利厚生に満足していますか?最も近いものをお選びください。
満足度については、55.1%が満足(「とても満足」「どちらかといえば満足」)していると回答した。不満足(「かなり不満足」「どちらかといえば不満足」)という回答は26.7%であった。全体的には肯定的な回答が上回る結果となった。
【質問】会社は積極的に福利厚生に取り組んでいると感じますか?最も近いものをお選びください。
勤め先の福利厚生の取り組みに対する印象について質問をした。福利厚生に取り組んでいると感じると回答した方(「積極的に取り組んでいる」と「どちらかといえば取り組んでいる」の合算)は36.9%となった。これは、取り組んでいないと回答した29.3%(「どちらかといえば取り組んでいない」と「消極的」の合算)よりも多い結果となった。一方で「わからない / 回答できない」と回答した方は33.7%であり、取り組み姿勢について明確に判断しづらい状況も見受けられる。
【質問】会社に注力してほしい福利厚生施策ジャンルの中で、最もご自身のお考えに近いものを2つまで選んでください。
注力してほしい福利厚生施策ジャンルについて質問をした。回答数が最も多かったのは「休暇(例)リフレッシュ休暇、病気休暇、夏期特別休暇など」であった。次いで多かったのは「社員の健康促進に関わる福利厚生(例)健診、運動施設の設置・利用など」となった。一方で、低い回答数となったのは「災害(例)遺族年金、労災補償など」「定年退職後関連(例)退職前準備教育、OB会など」「自己啓発(例)社内の自己啓発プログラム、留学制度など」「余暇(例)レクリエーション、保養施設など」などであった。
■調査概要
調査実施日:2022年7月6日
調査対象者:全国の会社員
調査人数:2,039人
居住地:全国
性別:男女
年齢:20歳以上
調査方法:インターネットリサーチ
調査メディア:Utilly(ユーティリー)
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社GO TO MARKET Utilly/7月12日発表・同社プレスリリースより転載)