6月末時点の内々定率は<78.8%>で、前月比11.0ポイント増。就職活動を終了した学生は「55.1%」に達し、終盤戦の様相に
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「内々定の獲得状況」をテーマに調査しました。2022年6月末時点の内々定獲得率は、78.8%。前月比では11.0ポイント増加しました。就職活動率は「42.3%」と6月度より20.0ポイント下がり、5割を切りました。一人あたりの内々定“獲得”平均社数は「2.78社」のところ、“保有”している内々定社数は「1.32社」と半数以下という結果に。5月末に内々定承諾の期限を設けている企業も多く、複数の内々定を獲得した学生が承諾する企業を決め、それ以外の企業に辞退の意向を伝えていったと考えられます。
【TOPICS】
- 6月末時点の内々定率は「78.8%」。前月比11.0ポイント増。
- 就職活動を継続中の学生は「42.3%」。前月より20.0ポイント減少。
- 保有している内々定社数は「1.32社」で獲得社数の半数以下。
(1) 6月末時点の内々定率は78.8%。前月比11.0ポイント増。
2022年6月末時点の内々定率は、78.8%。前月比ではちょうど11.0ポイント増加しており、前年7月末時点の79.0%と同水準となりました。内々定率は12月の調査以来、常に前年同時期を上回っている状況です。
(2) 就職活動を継続中の学生は「42.3%」。前月より20.0ポイント減少。
現在の就職活動状況について、「就職活動をしている」の回答が42.3%と5割を切り、前月の62.3%より大幅に減少しました。就活を終了した学生も55.1%に達し、終盤戦の様相を呈してきました。
(3) 保有している内々定社数は「1.32社」で獲得社数の半数以下。
一人あたりの内々定獲得平均社数は、「2.78社」という状況ですが、保有している内々定社数は「1.32社」で獲得社数の半数以下となっています。5月末に内々定承諾の期限を設けている企業も多く、複数の内々定を獲得した学生が承諾する企業を決め、それ以外の企業に辞退の意向を伝えていったと考えられます。
■調査概要
・調査期間:2022年6月24日~2022年6月30日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:2023年卒業(修了)予定の大学生・大学院生
・有効回答数:469件
・調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、
択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/7月5日発表・同社プレスリリースより転載)