過去不採用/辞退した会社からのスカウトに対する意識調査
株式会社MyRefer(本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:鈴木貴史)は、会社員男女506名を対象に「過去不採用/辞退した会社からのスカウトに対する意識調査」を実施しました。以下、概要をご報告いたします。
■調査結果概要
1.一度ご縁がなかった会社からのスカウトを9割の人が歓迎すると明らかに
2.過去最終選考に進んだ会社に、タイミングやスカウトの内容によっては再応募したいと考えている人が8割
3.再応募したい理由として、「選考時の印象がよい」、「自分のことを分かってくれている」など候補者体験が鍵に
4.実際に再応募する要素としては、「タイミング」、「想定している仕事内容」、「年収」の影響が大きい
■解説
コロナ禍やジョブ型雇用によって雇用の流動性は高まり、日本にも大転職時代が到来しています。転職が当たり前になる中、一度ご縁がなかった会社からのスカウトの連絡に9割が好意的だと回答しました。さらに、8割の人はタイミングやスカウト内容によっては再度応募したいと考えています。その理由は、選考時の印象の良さや自分を理解してくれていることであり、候補者体験の重要性が伺えます。
企業側は、優秀なタレント人材を獲得するために、短期的な採用を中長期的なタレントアクイジションに変革することが求められています。よりよい候補者体験を提供したうえで、過去応募者とのつながりを資産にして中長期的に関係を築き、戦略的にスカウトしていくことが重要です。
1.一度ご縁がなかった会社からのスカウトを9割の人が歓迎すると明らかに
過去最終選考に進んだ会社から再度スカウトの連絡があったら嬉しいと9割の人が回答しました。転職が当たり前の世の中では、一度ご縁がなかった企業からのスカウトも好意的に受け取られると分かりました。
2.過去最終選考に進んだ会社に、タイミングやスカウトの内容によっては再応募したいと考えている人が8割
過去最終選考に進んだ会社に、タイミングやスカウト内容によっては再応募したいと考えていると8割の人が回答しました。複数回の転職を見据えると、大半の人はご縁がなかった企業にも応募に前向きだと分かりました。
3.再応募したい理由として、「選考時の印象がよい」、「自分のことを分かってくれている」など候補者体験が鍵に
再応募したいと思う理由は、「選考時の印象がよかった」(47.9%)、「自分のことをよく分かってくれているから」(47.9%)、「機会があればまた受けたいと思っているから」(29.2%)となっています。候補者体験が鍵になると明らかになりました。
「再応募したいと思う理由」に関するフリーコメント
・会社の雰囲気が良かったから
・ある程度知った上で話してくれていると思うので、時間の短縮にもつながると思うから
・せっかく、オファーしてくれるのであれば、再応募したいと考えます
・迷って決断した所ですので、オファーがあると再検討するのも良いと思います
・今の会社かとても悩んでお断りしたので、チャンスがあればまた話を伺いたい
4.実際に再応募する要素としては、「タイミング」、「想定している仕事内容」、「年収」の影響が大きい
再応募につながる要素としては、「タイミング」(49.4%)、「スカウトの仕事内容」(44.5%)、「スカウトの年収」(39.7%)が大きいと回答しており、なぜ今連絡したかが明確であり、候補者にとってメリットのある内容が求められます。企業が戦略的にタレントを獲得するためには、継続的に候補者とコンタクトをとることで、タイミングを見極めてスカウトすることが重要になります。
■株式会社MyRefer 代表取締役社長CEO 鈴木貴史 コメント
労働人口の減少や第四次産業革命、ジョブ型雇用へのシフトに伴い、日本の採用は掛け捨て型のリクルーティングではなく、積立型のタレントアクイジションにシフトしていきます。
今回実施した調査では、一度ご縁がなかった会社からのスカウトに9割が好意的だと分かりました。一度選考をして辞退・お見送りになると終わりではなく、候補者と中長期的に関係性を築いていくことが重要になります。
当社は「MyTalent」を通じて、過去応募者を資産に変えて戦略的にスカウトする仕組みを提供し、戦略的なタレントアクイジションを支援してまいります。
■調査概要 「過去不採用/辞退した会社からのスカウトに対する意識調査」
・調査期間:2022年4月11日~2022年4月12日
・調査対象:従業員数30人~1000人以上の会社で働く会社員で転職経験が1回以上ある人
・有効回答数:506名
・調査方法:インターネット調査
・調査主体:株式会社MyRefer
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社MyRefer / 4月27日発表・同社プレスリリースより転載)