約7割の学生が「ジョブ型採用」に興味があると回答
約7割の学生が「ジョブ型採用」に興味があると回答。「配属ガチャを防ぎたい」の声
「ジョブ型」のインターンシップへの参加希望も7割を超える
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「ジョブ型」をテーマに調査しました。「ジョブ型採用」について、「興味がある」と回答した学生が7割に迫りました。「配属ガチャを防ぎたい」「仕事内容が明確だと、ミスマッチも防げると思う」などの声が寄せられています。「ジョブ型採用」に興味を持っている理由は、「どんな仕事をするのか明確だから」が58.0%で最多。「終身雇用」が当たり前でなくなりつつある現在、主体的にキャリアを形成していくことが必要になってきています。「総合職」としてキャリア形成を企業に委ねるのではなく、あらかじめ仕事内容や配属先が明確な「ジョブ型」で主体的にキャリアを描いていきたいという意向が、「ジョブ型」への関心につながっていると推察されます。職種別に、具体的な仕事を体験できる「ジョブ型」のインターンシップがあれば「参加したい」と回答した学生が7割を超えました。
【TOPICS】
- 「ジョブ型採用」に興味のある学生が7割に迫る
- 「ジョブ型採用」に興味を持っている理由は「どんな仕事をするかが明確だから」が最多
- 「ジョブ型」 のインターンシップがあれば参加したいの回答が7割超
【調査の背景】
生産性の向上や、専門スキルを持つ人材の採用のため「ジョブ型」のを導入する企業が増加し始めています。仕事内容や、担当領域が明確な採用・雇用のあり方は、働き手にとっても、主体的・自律的なキャリア形成が可能になるといったメリットがあります。まもなくインターンシップの広報解禁となる2024年卒の学生は、「ジョブ型」をどのように捉えているのか調査しました。
(1) 「ジョブ型採用」に興味のある学生が7割に迫る
「ジョブ型採用」について、「興味がある」と回答した学生が27.6%に上りました。「どちらかと言えば興味がある」40.0%を合わせると、約7割の学生が「ジョブ型採用」に興味を持っており、関心の高さが伺えます。「配属ガチャを防ぎたい」「仕事内容が明確だと、ミスマッチも防げると思う」「スキルを磨き、専門性を高めたい」などの声が寄せられました。
(2) 「ジョブ型採用」に興味を持っている理由は「どんな仕事をするかが明確だから」が最多
「ジョブ型採用」に興味を持っている理由は、「どんな仕事をするのか明確だから」が58.0%で最多。次いで、「配属される部署が決まっているから」42.3%、「学んだことやスキルを活かせるから」30.0%が続きました。
▼分析
「終身雇用」が当たり前でなくなりつつある現在、主体的にキャリアを形成していくことが必要になってきています。「総合職」としてキャリア形成を企業に委ねるのではなく、あらかじめ仕事内容や配属先が明確な「ジョブ型」で主体的にキャリアを描いていきたいという意向が、「ジョブ型」への関心につながっていると推察されます。
(3) 「ジョブ型」 のインターンシップがあれば参加したいの回答が7割超
職種別に、具体的な仕事を体験できる「ジョブ型」のインターンシップがあれば「参加したい」「どちらかと言えば参加したい」と回答した学生が7割を超えました。「実際に体験することで、仕事理解を深めたい」「ジョブ型採用の場合は、より深い仕事理解が必要だと思う」「ジョブ型採用に応募するためには、インターンシップで仕事理解を深めることが不可欠だと思う」などの声が寄せられました。仕事内容や配属先が明確な「ジョブ型採用」を活用することも見据えて、仕事理解を深めたいという意向が伺えます。
■調査概要
・調査対象:「あさがくナビ2024(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2022年4月6日~2022年4月18日
・有効回答数:518名
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/ 4月21日発表・同社プレスリリースより転載)