新卒採用4社に1社が、「ジョブ型」を導入
4社に1社が、新卒採用に「ジョブ型」を導入。導入企業の半数以上が「適性のある人材の母集団形成」に手ごたえをつかむ
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、企業の採用担当者を対象に、採用活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「新卒採用におけるジョブ型採用」をテーマに調査しました。「ジョブ型採用」の導入について、「2023年卒採用より前から導入している」と回答した企業が24.1%に上りました。「2023年卒採用から導入、導入予定」2.5%を合わせると、4社に1社が「ジョブ型採用」を導入してることが分かります。「ジョブ型採用」のメリットは、「募集職種の適性に合う母集団が集まりやすく、採用活動がしやすくなった」52.9%が最多。「ジョブ型採用」を導入する企業の半数以上が、「適性のある人材の母集団形成」で手ごたえを感じていることが分かります。
【TOPICS】
- 4社に1社が「ジョブ型採用」を導入
- 半数超が、ジョブ型採用導入で「適性に合う母集団が集まりやすくなった」と回答。「離職率が下がった」も3割超
【調査の背景】
テレワークの普及・定着で「担当領域の明確化」が求められることも後押しし、入社後の配属先を明確にした採用や、能力に応じて年収アップや昇進が可能な人事制度が拡大している傾向です。経団連も、2022年春季交渉方針おいて、ジョブ型雇用は主体的なキャリア形成を望む働き手にとって「魅力的な制度になり得る」と評価し、「導入・活用の検討が必要」と明記しています。実際にどのくらいの企業が、新卒採用において「ジョブ型」を導入しているか調査しました。
(1) 4社に1社が「ジョブ型採用」を導入
「ジョブ型採用」の導入について、「2023年卒採用より前から導入している」と回答した企業が24.1%に上りました。「2023年卒採用から導入、導入予定」2.5%を合わせると、4社に1社が「ジョブ型採用」を導入してることが分かります。
(2) 半数超が、ジョブ型採用導入で「適性に合う母集団が集まりやすくなった」と回答。「離職率が下がった」も3割超
「ジョブ型採用」のメリットについて、「募集職種の適性に合う母集団が集まりやすく、採用活動がしやすくなった」と回答した企業が52.9%に上りました。「ジョブ型採用」を導入する企業の半数以上が、「適性のある人材の母集団形成」で手ごたえを感じていることが分かります。「(入社前後でのギャップが縮小したことなどにより)離職率が下がった」「入社後すぐに活躍できる人材の採用に繋がった」も3割超の回答を集めました。
■調査概要
・調査対象:全国の企業採用担当者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2022年1月5日~2022年1月31日
・有効回答数:1,949社
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、
択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/ 3月25日発表・同社プレスリリースより転載)