「面接の実施形式」に関する調査
7割超の企業が、面接で「対面とオンラインを併用」
面接形式の決定基準は「一次や最終など、選考の段階によって」が最多
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、企業の採用担当者を対象に、採用活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「面接の実施形式」をテーマに調査しました。約7割の企業が、面接で「対面とオンラインを併用」と回答しています。「対面のみ」は25.6%、「オンラインのみ」は、4.8%でした。面接形式を、対面かオンラインか決定する基準は、「一次や最終など、選考の段階によって」が最多。次いで、「学生の希望に応じて」、「学生の居住地に応じて」が続きました。一次選考はオンラインで実施し、選考ステップが進むにつれて来社の機会を設けたり、学生の希望や状況に応じて柔軟に対応する企業が多いことが分かります。
【TOPICS】
(1) 面接形式は、7割の企業が「対面とオンラインを併用」と回答。「対面のみ」の回答も2割を超える
(2) 面接形式の決定基準は、「一次や最終など、選考の段階によって」が最多
【調査の背景】
コロナ禍で、WebセミナーやWeb面接など、採用活動をオンラインで実施するケースが増加しました。一方、オンラインでは「社風や仕事内容への理解を深めにくい」「企業の雰囲気を伝えにくい」といった声が、学生・採用担当者双方から出ています。コロナ禍で三度目となる採用活動において、企業は面接をどのように実施するのか。面接の実施形式について調査しました。
(1) 面接形式は、7割の企業が「対面とオンラインを併用」と回答。「対面のみ」の回答も2割を超える
面接形式(対面とオンラインの実施比率)は、「対面のみ」が25.6%で最多。次いで、「対面を中心にオンラインも併用」24.8%が続きました。「対面とオンラインが同割合」24.3%、「オンラインを中心に対面も併用」20.6%を合わせると、約7割の企業が「対面とオンラインを併用」することが分かります。「オンラインのみ」と回答した企業は、4.8%に留まりました。
(2) 面接形式の決定基準は、「一次や最終など、選考の段階によって」が最多
面接の形式を、対面かオンラインか決定する基準は、「一次や最終など、選考の段階によって」が67.9%で最多。次いで、「学生の希望に応じて」42.3%、「学生の居住地に応じて」40.4%が続きました。一次選考はオンラインで実施し、選考ステップが進むにつれて来社の機会を設けたり、学生の希望や状況に応じて柔軟に対応する企業が多いことが分かります。
■調査概要
・調査対象:全国の企業採用担当者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2022年1月5日~2022年1月31日
・有効回答数:1,949社
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、
択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/3月7日発表・同社プレスリリースより転載)