9割以上の学生が「就職活動に不安がある」と回答
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「就職活動への自信」をテーマに調査しました。就職活動について、「とても不安がある」「やや不安がある」と回答した学生が95.1%に上っています。不安を抱いている点は、「志望する企業の内定を獲得できるか」が最多。次いで、「1社以上の内定を獲得できるか」が続きました。「リアル面接で、熱意や自分の考えを伝えることができるか」「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)で何を話すか」も半数以上の学生が回答。「家にいる時間が長いので、モチベーションを維持しにくい」「友だちと情報交換をする機会がないので、自身の就活準備の進捗度が分からない」「サークルやアルバイトを思うようにできていないので、ガクチカで何を話せばいいか分からない」などの声が寄せられています。コロナ禍で、サークルやアルバイトなどの機会を得にくかったことや、友だちと話す機会が減っていることも、就職活動への不安につながっていると推察されます。
【TOPICS】
(1) 9割以上の学生が「就職活動に不安がある」と回答
(2) 就職活動で不安を抱いている点は「志望する企業の内定を獲得できるか」が最多
(3) 内定獲得に「自信がある」と回答した学生は8.4%
【調査の背景】
2023年卒の就職活動は、3月に広報解禁となります。広報解禁を前に、就職活動への自信やモチベーションについて、調査しました。
(1) 9割以上の学生が「就職活動に不安がある」と回答
就職活動について、「とても不安がある」と回答した学生が7割を超え、「やや不安がある」を合わせると、95.1%の学生が就職活動に不安を抱いていることが分かります。「正解がないので、エントリーシートや面接でどのように評価されるかが分からない」「家にいる時間が長いので、モチベーションを維持しにくい」「友だちと情報交換をする機会がないので、自身の就活準備の進捗度が分からない。周囲と比べて自己分析や業界研究を深められているのか不安」「サークルやアルバイトを思うようにできていないので、ガクチカで何を話せばいいか分からない」などの声が寄せられました。コロナ禍で、サークルやアルバイトなどで経験を積む機会を得にくかったことや、友だちと話す機会が減っていることも、就職活動への不安につながっていると推察されます。
(2) 就職活動で不安を抱いている点は「志望する企業の内定を獲得できるか」が最多
就職活動で不安を抱いている点は、「志望する企業の内定を獲得できるか」が70.4%で最多。次いで、「1社以上内定を獲得できるか」66.6%、「リアル面接で、熱意や自分の考えを伝えることができるか」55.1%と続きました。その他、「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)で何を話すか」も、半数を超える52.3%が回答しています。「内定獲得」に関する項目の他には、「リアル面接」や「ガクチカ」に関する項目が回答を集めていることから、コロナ禍で、リアル(対面)で人と話す機会が減っていることや、サークルやボランティアなど課外活動の機会を得にくいことも、就職活動の不安材料となっていると考えられます。
(3) 内定獲得に「自信がある」と回答した学生は8.4%
内定(内々定)の獲得について、「とても自信がある」「やや自信がある」と回答した学生は8.4%でした。「自信がない」36.6%、「あまり自信がない」36.8%となっており、7割以上の学生が内定獲得に自信を持てていないことが分かります。「まだ、自分がやりたいことが分からず、志望する企業を絞り込めていない」「自己PRや志望動機が固まっていないので、面接で何を話せば良いか分からない」といった声の他、「絶対に行きたい業界があるので、希望する業界に入れるかが不安」「面接を数社受けているが、まだ面接での受け答えに慣れていない」などの声も寄せられました。
■調査概要
・調査対象:「あさがくナビ2023(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
※インターンシップの参加を経験している学生が回答
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2022年2月3日~2022年2月15日
・有効回答数:557名
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/2月24日発表・同社プレスリリースより転載)