令和4年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(令和3年12月末現在)
文部科学省では、高校生の就職問題に適切に対処するための参考資料を得るために、令和4年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況を調査し、このほど、令和3年12月末現在の状況を取りまとめましたので、公表いたします。
1.調査内容
(1)調査対象
国立、公立、私立の高等学校(全日制・定時制)
(2)調査項目
学科別(国立、公立、私立の別)の就職内定状況
都道府県別(県内・県外別)の就職内定状況
2.調査結果の概要
(1)就職内定率(全体)
就職内定率(就職希望者に対する就職内定者の割合)は、91.4%(前年1月比2.0ポイント減)。
(2)男女別
男子:92.5%(前年1月比2.0ポイント減)
女子:89.6%(前年1月比2.0ポイント減)
(3)学科別
就職内定率の高い順に、
工業96.7%、商業94.6%、農業93.8%、水産93.0%、
情報92.4%、看護91.3%、福祉91.2%、家庭91.0%
総合学科90.3%、普通84.7%
※「その他」の学科は除く。また、「看護」に関する学科は看護師5年一貫課程が主となるため、5年課程5年次の就職内定率を示している。
(4)都道府県別
内定率の高い県:富山県98.3%%、三重県96.5%、山口県96.4%、
岐阜県96.4%、石川県96.3%、佐賀県96.3%、
内定率の低い県:沖縄県71.3%、神奈川県83.3%、東京県83.9%、
大阪府85.0%、千葉県86.0%
(5)被災3県の就職内定率
岩手県94.3%(前年1月比0.6ポイント減)
宮城県92.0%(前年1月比1.6ポイント減)
福島県95.8%(前年1月比1.9ポイント減)
3.今後の対応
令和4年3月末現在の高校生の就職内定状況を調査し、その状況を注視しながら、必要に応じて厚生労働省と連携した就職支援を行う。
◆詳しくはこちらをご覧ください。
(文部科学省/2月18日発表・報道発表より転載)