1月時点の内々定率は19.4%。内々定を獲得している学生1人あたりの、平均内々定獲得社数は1.44社
内々定獲得と並行して、内々定辞退も進めていることが明らかに
株式会社学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「内々定の獲得状況」をテーマに調査しました。2022年1月末時点の内々定獲得率は、19.4%。前年同時期比4.7ポイント増加しました。内々定を獲得している学生1人あたりの、平均内々定獲得社数は「1.44社」です。1人あたりの、平均内々定保有数は「1.27社」となっており、内々定獲得と共に、内々定辞退も行っていることが分かります。一方、「内々定を獲得し、就職活動を終了した」と回答している学生は2.4%に留まり、大多数の学生が就職活動を継続していることが分かります。
【TOPICS】
- 1月末時点の内々定率は19.4%。前年同時期比4.7ポイント増
- 文理別内々定率は、文系が理系を上回る。文系20.9%、理系16.3%の結果に
- 1人あたりの内々定獲得社数は、平均「1.44社」。内々定獲得と並行して、内々定辞退も行っている傾向
- 「内々定獲得に伴い、就職活動を終了」と回答した学生は2.4%に留まる。87.1%が「就職活動をしている」と回答
(1) 1月末時点の内々定率は19.4%。前年同時期比4.7ポイント増
2022年1月末時点の内々定率は、19.4%。前年同時期比4.7ポイント増加しました。
(2) 文理別内々定率は、文系が理系を上回る。文系20.9%、理系16.3%の結果に
文理別の内々定率は、文系20.9%、理系16.3%となっており、文系が理系を上回っています。インターンシップへの参加や、インターンシップ期間の情報収集は文系学生の方が積極的な傾向です。前月(2021年12月時点・文系15.3%/理系13.4%)に続き、内々定率で文系が理系をリードする状態が続いています。
(3) 1人あたりの内々定獲得社数は、平均「1.44社」。内々定獲得と並行して、内々定辞退も行っている傾向
現在まで、累計で獲得した内々定社数は「1社」が77.6%で最多。次いで、「2社」14.1%が続きました。内々定を獲得している学生1人あたりの、平均内々定獲得社数は「1.44社」となっています。1人あたりの平均内々定保有数は「1.27社」となっており、内々定獲得と共に、内々定辞退も行っていることが分かります。
(4)「内々定獲得に伴い、就職活動を終了」と回答した学生は2.4%に留まる。87.1%が「就職活動をしている」と回答
現在の就職活動状況について、「内々定を獲得し、就職活動を終了」と回答した学生は2.4%に留まりました。内々定獲得後も、就職活動を継続している学生が多いことが分かります。「就職活動をしている」87.1%、「まだ就職活動をしていない」10.5%となっています。
■調査概要
・調査対象:2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2022年1月25日~2022年1月31日
・有効回答数:419名
※本調査の結果を全体で見る場合に、文理男女別の回答格差をなくすため、ウエイトバックを行っています。
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/2月3日発表・同社プレスリリースより転載)