『2022年 転職意識調査vol.1』を実施
キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関『Job総研』を運営する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小谷匠 以下「ライボ」)は、810人の社会人男女を対象に「2022年 転職意識調査vol.1」を実施しました。同調査は転職経験の有無や現状の転職検討者率と昨年との比較、また転職のイメージについて年代別を含め調査しました。
【2022年の転職意識】
新型コロナウイルスの感染爆発で2021年は転職市場にも大きな影響を与え、多くの業界で採用活動の停止や縮小を余儀なくされ転職を検討しづらい、または転職活動が難航する状況にありました。一時は感染者が減少しましたが、2022年に入りオミクロン株による感染再爆発が懸念される中、Job総研では2022年における転職検討者率や昨年との比較による増減、またキャリアにおいて転職が更に一般化すると考える率や、転職のイメージにおけるポジティブ派とネガティブ派及びその年代別などについて調査を実施しました。
【調査概要】
調査対象者 :全国 / 男女 / 20~69歳
調査条件 :1年以内~10年以上勤務している社会人
20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間 :2022年1月7日~1月12日
サンプル数 :810人
調査方法 :インターネット調査
【TOPICS】
・全体の78.8%がこれまでのキャリアで転職経験があると回答
・全体の54.2%が現在転職を検討していると回答
・現職についてから転職を考え始めたタイミングについて全体の78.1%が3年以内と回答
・転職のイメージについて全体の66.6%がポジティブと回答し、ネガティブ派は5.3%
・ポジティブ派を年代別で見ると20代が最多の73.9%で、ネガティブ派は50代が最多
【転職経験の有無】
これまでのキャリアにおける転職経験の有無について、78.8%が”転職経験あり”と回答しました。また現状で転職を検討していると回答したのは半数以上の54.2%で、検討していないが36.9%、わからないと回答したのが8.9%になりました。現職に就いてから転職を考え始めたタイミングについては、78.1%が内定から3年以内の中で転職を考え始めていることがわかりました。内訳は1ヶ月以内が9.4%、半年以内が21.5%、1年以内が22.1%、3年以内が25.1%で、内定から1年以内でも53.0%が転職を検討し始めているという回答結果になりました。
【昨年(2021年)の転職活動状況】
2021年の転職活動については、53.8%が”転職活動をしていた”と回答し、”転職活動はしていないが検討していた”が8.4%で、全体の62.2%が転職を希望していたことがわかりました。また、検討も転職活動もしていないと回答したのは全体の37.9%でした。
【転職に対するイメージ】
全体の66.6%が転職に対してポジティブなイメージを持っていると回答しました。ネガティブなイメージを持っているが5.3%で、どちらでもないが28.1%という回答結果になりました。またポジティブ派の回答を年代別に見ると、20代が73.9%と最多で、次いで40代が66.5%、30代が63.9%で50代が最も低い55.4%でした。ネガティブ派の回答では50代が最多回答になりました。
【今後転職は更に一般化するか】
今後の転職は更に一般化するか否かについての予測では”一般化する”が64.8%、”多分一般化する”が25.6%で合算した90.4%が転職は更に一般化してく考えであることがわかりました。
現状転職に対してポジティブなイメージを持っている回答が6割にとどまる中、今後については9割以上が”一般化していく”予測を持っている回答結果になりました。
【調査まとめ】
この度実施した「2022年 転職意識調査vol.1」では、8割が転職の経験を持ち、半数以上が現状転職を検討していることがわかりました。また転職を考えるタイミグとしては8割が内定後3年以内とし、転職が今後さらに一般化していくことが予測できます。転職に対するイメージは20代が7割以上でポジティブ派に最多回答した中、終身雇用が一般的だった時代の名残がある50代ではポジティブ派は5割に留まりました。
また、同調査の中で転職経験があると回答した638人に対して質問した「転職理由についての”本音とたてまえ”」では、“本音”は年収アップが上位に対して、”たてまえ”ではスキルアップが最多回答になりました。
ライボでは今後も就職・転職・働き方などに関連する様々な調査を実施し、リアルで透明度の高い情報を発信することで個が活躍する社会の実現を目指してまいります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ライボ / 1月17日発表・同社プレスリリースより転載)