第3回 自社のリモートワーク・テレワークに関する調査(個人版)
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:喜多 恭子)は、20~30代のdoda会員を対象に、「リモートワーク・テレワーク企業への転職に関する調査」を行いましたので、結果をお知らせいたします。
◆転職を検討する際に、リモートワーク・テレワークを実施しているかどうかが「応募の意向に影響する」と回答した人は約6割(55.7%)
「転職を検討する際にリモートワーク・テレワークを実施しているかどうかは、応募の意向に影響しますか?」と尋ねたところ、「とても影響する」と回答した人は約3割(33.0%)、「やや影響する」と回答した人は約2割(22.7%)となりました。多くの転職希望者が新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけに自身の働き方を見直し、より柔軟な勤務スタイルを求めている傾向があると思われます。
◆テレワーク求人を2020年1月と2021年10月で比較すると、掲載数は約10.3倍、応募数は約10.5倍に増加
「doda」に掲載されているテレワーク求人(※1)の掲載数と応募数を2020年1月と2021年10月で比較すると、掲載数は約10.3倍、応募数は約10.5倍に増加していることが分かりました。新型コロナウイルス感染症の影響が出始めてから2年近くが経過し、より多くの企業でリモート環境が整ってきたことが読み取れます。
※1:求人票内に「テレワーク」「リモートワーク」「在宅勤務」「在宅ワーク」のいずれかの文言が入っている求人
◆転職後は「毎日」リモートワーク・テレワークで働きたいという回答が約3割(34.2%)で最多
転職後にリモートワーク・テレワークを行いたい頻度を尋ねたところ、「毎日」と回答した人が最も多く、前回調査から5.1ポイント増加し34.2%という結果になりました。次いで、「週3日」が20.6%(前回調査比-9.9ポイント)、「週2日」が18.8%(前回調査比-1.7ポイント)でした。オフィスに出社せず、完全在宅(フルリモート)での働き方を希望する人が増えていることがわかりました。
◆完全在宅(フルリモート)勤務の仕事を探す際に、「自宅と会社の距離が遠くても気にならない」と回答した人は約5割(53.7%)
「完全在宅(フルリモート)勤務の転職先を探す場合、自宅と会社の距離は気になりますか?」と尋ねたところ、「全く気にならない」と回答した人が23.5%、「あまり気にならない」と回答した人が30.2%という結果になりました。実際にリモート下で働いた結果、自宅が会社から離れていても問題ないと半数以上の人が感じていたと推測できます。
◆完全在宅(フルリモート)勤務の仕事を探す際に、「部署やチーム内でのコミュニケーションの取り方」が気になるという回答が約4割(35.2%)で最多
「完全在宅(フルリモート)勤務の仕事に転職する際に、特に気になるところはありますか?」と尋ねたところ、「部署やチーム内でのコミュニケーションの取り方」と回答した人が最も多く、35.2%という結果になりました。次いで、「特にない」が16.1%、「年間出社日」が12.5%でした。リモート下で仕事を進める上で、特にコミュニケーションの取り方を気にしていることが分かりました。
<調査概要1>
・対象者:20~30代のdoda会員
・回答人数:361人
・調査手法:インターネット調査
・調査期間:2021年10月28日~11月3日
<調査概要2>
2020年1月1日~2021年10月30日の間に「doda」に掲載された求人・応募データをもとに算出
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルキャリア株式会社 / 11月29日発表・同社プレスリリースより転載)