求人要件作成支援サービス「HR forecaster」正式版の無償提供を開始
転職サービス「doda(デューダ)」などを提供するパーソルキャリア株式会社(以下パーソルキャリア)は、「doda」が蓄積してきた100万件の転職統計データを活用して、転職マーケットに即した求人要件が作成できる求人要件作成支援サービス「HR forecaster(エイチアールフォーキャスター)」正式版の提供を、2021年11月24日(水)より開始します。
■開発の背景
「採用したい人材の条件を定義するのが難しい」「現場と人事部門との合意形成に時間がかかる」といった企業の悩みを解決。これからは転職統計データを活用して、確度高く採用成功につなげる時代に
コロナ禍で企業の競争環境は激変し、DXやビジネス変革を推進できる即戦力人材など、これまで採用してこなかった採用難易度の高い人材を求める動きが加速しています。転職マーケットも急速に復調する一方で、採用活動を行う企業側からは、「採用したい人材の年収相場がわからない」や「採用したい人材の条件を定義するのが難しい」「人事部門と採用したい部門の合意形成に時間がかかる」などの声が多く聞かれます。
これら課題の最大の原因は、求人要件の作成を行う際、各社それぞれの経験が頼りで、求人要件を満たす人材の年収相場や人数、競合と比較した際の自社求人の採用難易度などを知るための、基準となるデータが開示されていなかったことにあります。
パーソルキャリアでは、これまで長きにわたり転職支援を行ってきた「doda」が蓄積した100万件以上の転職データから、転職マーケットの実態を正しく反映した、基準となる統計データを作成。この統計データを活用して、転職マーケットに即した求人要件を作成できるサービス「HR forecaster」正式版の提供を開始する運びとなりました。
■サービス概要
「HR forecaster」は、「doda」が蓄積した100万件以上の転職データから作成した統計データを活用して、転職マーケットに即した求人要件の作成をサポートするサービスです。企業が作成した求人要件を「HR forecaster」の統計データで分析、採用難易度が可視化されることで、転職マーケットに即した適切な求人要件に見直すことが可能です。これにより、採用成功率の向上や採用期間の短縮化を実現します。
■サービスの特徴
①求人要件を、簡単かつスピーディーに作成
基本求⼈情報、優先度の高い条件や求める⼈物像などを、表示される項目から選択するだけで、求⼈要件を簡単に作成できます。また、求人要件の言語化により、漠然としていた採用したい人材のイメージを明確化します。
➁求人要件の分析・診断により、見直すべき項目が明確に。採用確度の高い求人要件の作成を支援
作成した求人要件を統計データで分析、診断結果は「総合評価」「条件を満たす人材の平均年収・人数」「競合する他社求人数」など、7つの項目別に表示されます。これにより、採用難易度が可視化され、再定義が必要な求人項目の特定も容易にできるようになるため、求人要件を転職マーケットに即したものに見直すことができます。
③具体的な人材イメージのサンプルを共有し、関係者の円滑な合意形成を促進
見直し後の求⼈要件に合致する架空の⼈材イメージ像を、サンプルとして複数表示。これらを人事部門や採用したい部門の関係者間で共有して絞り込みを行うことで、円滑な合意形成を促進します。採用パートナーとなるエージェントへも、求人要件を正しく伝えることができます。
④簡単にdodaエージェントサービスへ相談可能
作成した求人要件は、ボタンを押すだけでdodaエージェントサービスへ採用支援の相談も可能。業界や職種ごとの専任担当者が、採用成功まで強力にサポートします。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルキャリア株式会社 / 11月24日発表・同社プレスリリースより転載)