「職場でのコミュニケーション」調査
6割超が「職場でのコミュニケーションが取れている」と回答。
「心理的安全性がある」と回答したのは全体の45%。
心理的安全性を感じられる理由、第1位は「他愛のない雑談ができるから」。
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する総合満足度No.1(※)日本最大級の総合求人サイト『エン転職』上で、ユーザーを対象に「職場でのコミュニケーション」についてアンケートを実施し、8,948名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。
※2018年~2021年オリコン顧客満足度調査「転職サイト」ランキング総合1位
<調査結果 概要>
- 6割超が「職場でのコミュニケーションが取れている」と回答。理由のトップは「コミュニケーションに積極的な風土があるから」。
- コミュニケーションが取れることで感じる効果、上位は「働きやすさ」「チームワーク」。一方、コミュニケーションが取れないことで影響を受けるのは「ストレス」。
- 全体の45%が「心理的安全性がある」と回答。職場でのコミュニケーションが取れている層ほど、心理的安全性を感じている結果に。心理的安全性を感じる理由、トップは「他愛のない雑談ができるから」。
<調査結果 詳細>
1:6割超が「職場でのコミュニケーションが取れている」と回答。理由のトップは「コミュニケーションに積極的な風土があるから」。
「普段、職場でのコミュニケーションは取れていると思いますか?」と伺ったところ、64%が「取れている」(取れている:28%、どちらかといえば取れている:36%)と回答しました。
「職場でのコミュニケーションが取れている・どちらかといえば取れている」と回答した方に理由を伺うと、トップは「コミュニケーションに積極的な風土があるから」(42%)でした。次いで、「コミュニケーションを取る時間を意図的に持っているから」(39%)、「部署・年次などでの分断がないから」(24%)が続きました。
年代別に見ると、20代・30代では「コミュニケーションに積極的な風土があるから」(20代:50%、30代:44%、40代以上:35%)がトップだったのに対し、40代以上では「コミュニケーションを取る時間を意図的に持っているから」(同:33%、39%、45%)がトップでした。年齢を重ねた方ほど、コミュニケーションの機会を設けようと意図的に動いていることがうかがえます。
2:コミュニケーションが取れることで感じる効果、上位は「働きやすさ」「チームワーク」。一方、コミュニケーションが取れないことで影響を受けるのは「ストレス」。
「職場でのコミュニケーションが取れている・どちらかといえば取れている」と回答した方に、その効果を何に感じるか伺ったところ、上位は「働きやすさ」(69%)、「チームワーク」(63%)、「仕事の効率」(57%)でした。一方、「職場でのコミュニケーションが取れていない・どちらかといえば取れていない」と回答した方に、その影響を何に感じるかを伺うと、上位は「ストレス」(64%)、「働きやすさ」(61%)、「チームワーク」(56%)でした。
3:全体の45%が「心理的安全性がある」と回答。職場でのコミュニケーションが取れている層ほど、心理的安全性を感じている結果に。心理的安全性を感じる理由、トップは「他愛のない雑談ができるから」。
現在、職場に心理的安全性があるか伺ったところ、全体の45%が「ある」(心理的安全性がある:12%、どちらかといえば心理的安全性がある:33%)と回答しました。
「職場でコミュニケーションが取れているか」を伺った質問への回答別に結果を比較すると、「職場でのコミュニケーションが取れている」と回答した方の74%が「心理的安全性がある」(同:30%、44%)と答えた一方で、「職場でのコミュニケーションが取れていない」と回答した方は94%が「心理的安全性がない」(心理的安全性がない:72%、どちらかといえば心理的安全性がない:22%)と回答。職場でのコミュニケーションの有無と心理的安全性の関係性が明白になりました。
「心理的安全性がある」「どちらかといえば心理的安全性がある」と回答した方に、そのように感じる理由を伺いました。第1位は「他愛のない雑談ができるから」(75%)でした。次いで、「出社してリアルで会う機会があるから」(34%)、「心身の状態を配慮し合えるから」(28%)が続きました。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エン転職』を利用するユーザー
■調査期間:2021年9月28日~10月26日
■有効回答数:8,948名
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(エン・ジャパン株式会社/11月8日発表・同社プレスリリースより転載)