「働く上でストレスとなる要因」に関する調査
ストレスを感じる要因の1位は職場の人間関係
キャリアアップ支援やメディア運営を行う、株式会社メルセンヌ(所在地:東京都豊島区、代表取締役:鹿内 一勝)は、在職中の男女832名を対象に、「働く上でストレスとなる要因」に関する調査を実施いたしました。
【背景】
2020年1月を境目に、新型コロナウィルスの影響で私達の働き方は大きく変化しました。リモートワークの突発的な導入はもちろん、オンラインによる商談、移動制限など今までにない働き方が求められ続けています。
そのような状況の中で、仕事のストレス要因が変化している可能性があります。 働く人と企業との健全な関係が保ちにくくなってきている状況を改善するため、全10項目の中から、ストレス要因をあげていただきました。
結果、832人の在職中の男女にご協力頂き、そのうち299人、約36%の方が職場の人間関係にストレスを感じていることが分かりました。
【仕事で感じるストレスランキング】
職場の人間関係:299人(35.9%)
ノルマや求められる成果:121人(14.5%)
労働時間が長い。残業が多い:120人(14.4%)
お客様との人間関係・クレーム:96人(11.5%)
やりがいや面白みを感じられない:50人(6.0%)
待遇(給与や福利厚生など)が悪い:44人(5.3%)
責任が重い:36人(4.3%)
成長・キャリアアップできない:27人(3.2%)
裁量権のなさ:22人(2.6%)
社風が合わない:17人(2.0%)
リモートワークなど、直接人と接しなくなった職場においても、苦手な人、嫌いな人に対してストレスを抱える傾向に変化がないことがわかります。
また、給与に不満を抱くよりも、ノルマや労働時間の長さに対してストレスを抱いていることが判明しています。自宅での作業が増えた分、上司が仕事の配分を最適化できていない可能性が伺えます。
【男女別のストレス調査|男性437人・女性395人】
ストレス要因:男性/女性
職場の人間関係:29.3%/43.3%
ノルマや求められる成果:16.7%/12.2%
労働時間が長い。残業が多い:16.2%/12.4%
お客様との人間関係・クレーム:13.0%/9.9%
やりがいや面白みを感じられない:7.1%/4.8%
待遇(給与や福利厚生など)が悪い:5.0%/5.6%
責任が重い:4.3%/4.3%
成長・キャリアアップできない:3.4%/3.0%
裁量権のなさ:3.0%/2.3%
社風が合わない:1.8%/2.3%
男性女性別で、ストレスに感じることの差異についても調査しましたが、人間関係によるストレスが圧倒的です。特に女性は、職場の対人関係を大切にしていることがわかります。
男性は女性に比べて、体力面で無理を強いられやすいためか労働時間の長さにストレスを感じることが調査結果で判明しています。
【まとめ】
職場の人間関係は、令和になる以前より大きなストレス要因としてあげられていた項目です。調査の結果、2021年10月現時点でも傾向に変わりがないことがわかります。
会社は社員のストレス要因を把握し、どのような緩和を行うべきかを考えることで、組織全体の生産性向上のスタートをきれるようになるはずです。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社メルセンヌ/10月15日発表・同社プレスリリースより転載)