「新型コロナウイルス感染拡大による障害者のはたらくへの影響」調査結果
パーソルチャレンジは、長期化する新型コロナウイルス感染拡大による障害者の就業への影響について調査を行い、結果を発表しました。
コロナ禍における障害者の就業への影響に関する調査発表は、2020年7月16日付のニュースリリースに続き今回が2回目となります。前回の調査から一年以上が経過した現在、障害者の就業や“はたらく”に対する考え方に対してどのような影響や変化が発生しているかを調べ、今後の障害者雇用施策の在り方を探ることを目的に実施したものです。
【調査概要】
実施期間 :2021年8月10日~8月13日
実施対象 :dodaチャレンジに登録している全国の障害のある男女で、現在就業中の方
有効回答数 :471
※本調査は9月8日に発表した「障害者のはたらく幸せに関する調査」と同時に調査したものです。
【主な調査結果】
- 障害者の就業に対する不安は「体調、健康」(44.2%)が高く、実生活に直結する「生活・収入」(42.0%)、「就業継続」(32.7%)が続く。前年と比べて増加したのは「障害に対する配慮の不安」(+13.6%)。
- 障害者が“はたらく”に重視することで、最も多かったのは、「収入・給与」(67.3%)で、前年より10.2%上昇。障害区分によっては「障害上必要な配慮、健康支援」も重要視。
- 今後のはたらき方に望むことで、最も多かったのは、「在宅勤務とオフィスへの出社の併用」(35.0%)。前年比最も増加したのは「仕事と家庭を両立させてはたらきたい」(9.6%。前回比+3.4%)。今後もテレワークやはたらき方の選択肢・柔軟性が求められている。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルチャレンジ株式会社/9月16日発表・同社プレスリリースより転載)
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障がい者雇用