2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)
7月末時点でインターンシップに参加した学生は前年比10.2pt増の44.4%。現在の就活準備を自己採点すると30.7点、自己採点が高いほど長期インターンシップを望む傾向に。
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、2023年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(5,149名)を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)」の結果を発表しました。
《TOPICS》
- 7月末時点でインターンシップに応募した学生は90.5%
- 7月末時点でインターンシップに参加した学生は前年比10.2pt増の44.4%
- 現在の就活準備を自己採点すると30.7点。自己採点が高いほど長期インターンシップを望む傾向
- 社会人になったときの理想の働き方として、リモートワークを希望する割合は73.8%
【調査概要】
2023年3月卒業予定の大学3年生、大学院1年生に、7月末時点でのインターンシップ・ワンデー仕事体験に応募したことがあるかを問うと、前年比1.9pt増の90.5%だった。一方、まだ応募をしていない9.5%の学生に状況を聞いたところ、「他のことで忙しく、エントリーをする時間が取れなかった(47.1%)」「活動を始めたばかりでそもそも存在を知らなかった(21.9%)」という回答が多くあがった。
7月までにインターンシップに参加した学生は前年比10.2pt増の44.4%だった。前年7月のタイミングでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響をうけ、21年卒学生の選考が後ろ倒しになっていたことや、インターンシップがWEBで実施できるか不透明だったこともあり、22年卒インターンシップの中止・延期が相次いだ。一方23年卒は、企業が22年卒で採用活動の一部をWEB化した経験をもとに、WEBでインターンシップができる土台が整いつつある。そのため、企業は予定通りインターンシップの実施ができ、学生の参加率増加につながったと推察される。
現在、自分の就活準備がどれくらいできているかを100点満点で自己採点してもらったところ、「21点~40点」が40.5%で最も高く、次いで「0~20点」が27.0%だった。平均点は30.7点で、多くの学生が業界研究をしたりインターンシップへの応募を開始したりするなど、準備が始まったばかりととらえているようだ。また、就活準備の自己採点と、希望するインターンシップの期間をかけあわせたところ、自己採点が低いグループは短期プログラムを望む傾向にあり、自己採点が高いグループは長期プログラムを希望する割合が高かった。自身の準備レベルにあわせ、短期か長期のインターンシップを選び参加しているようだ。
就職活動前の学生に「社会人になったときの理想の働き方」を聞いたところ、リモートワークの利用を望んでいる割合は73.8%(「自身の都合に合わせて出社かリモートワークかを選べると良い(53.1%)」+「シフト制で出社とリモートワーク併用がいい(20.7%)」の合計)だった。リモートの利便性を認識し、社会人になっても活用したいと考えているようだ。
【調査概要】「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)」
○調査期間/2021年7月20日(火)~7月31日(土)
○調査方法/マイナビ2023の会員に対するWEBアンケート
○調査対象/2023年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生
○有効回答数/5,149名(文系男子968名 理系男子723名 文系女子2,606名 理系女子852名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社マイナビ/8月23日発表・同社プレスリリースより転載)