5月中に入社予定先を決めて活動を終了した学生は23.3%
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、2022年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査 5月の活動状況」の結果を発表しました。
《TOPICS》
- 5月中に入社予定先を決めて活動を終了した学生は23.3%。多くの学生が活動の最終局面に。
- 5月のWEB面接が占める割合は82.7%。前年より12.0pt減で対面式の面接が増加。「最終面接は対面が適切」は前年より約2倍の63.0%。
- 現在の活動について「中小企業中心」の学生が前年よりやや増加。人間関係や成長できる環境を重視。
【調査概要】
5月の活動状況を前年5月と比べると、1次面接を受けた割合は前年同月比6.6pt減の44.4%、結果通知を受けた割合は前年同月比2.9pt減の44.5%となった。一方、最終面接を受けた割合は前年同月比4.2pt増の35.8%、また、入社予定先を決めて就職活動を終了した割合は前年同月比7.2pt増の23.3%と増加した。6月1日を前にして、多くの学生が前年よりやや早く活動の最終局面に入っていたようだ。
5月に就活生が受けた面接のうちWEB面接が占める割合は82.7%(前年同月比12.0pt減、5月前半 84.1%、5月後半 81.2%)で前年より対面式の面接が増加した。就職活動が終盤に差し掛かっている就活生が前年より多いことから、最終面接に近いほど対面式の面接になっていることが推測できる。学生側もこの状況を受け入れているようで、最終面接について「十分な感染対策をして対面式の面接を実施」が最も適切という意見が63.0%(前年同月比32.2pt増)と、前年の約2倍となっている。
現在の活動の中心である企業規模について5段階で聞いたところ、「大手企業中心(「大手企業中心」+「どちらかといえば大手企業中心」の合計)」は48.1%で前年に比べ5.0pt減少した。一方、「中小企業中心(「中小企業中心」+「どちらかといえば中小企業中心」の合計)」は23.7%で前年に比べ3.3pt増加しており、わずかではあるが前年より「中小企業中心」の就職活動を行っている学生が増えているようだ。「企業を選ぶときに特に注目するポイント」では「社員の人間関係が良い(38.0%)」や「自分が成長できる環境がある(35.1%)」が多く選ばれた。
【調査概要】「マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査 5月の活動状況」
○調査期間/2021年5月25日(火)~5月31日(月)
○調査方法/WEB上のアンケートフォームより入力
○調査対象/2022年卒業予定の全国の大学3年生および大学院1年生
○有効回答数/2,299名(文系男子408名 理系男子585名 文系女子635名 理系女子671名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社マイナビ/6月24日発表・同社プレスリリースより転載)