2022卒 新卒採用 企業調査(第1回)結果を発表
Web面接・録画面接システム「インタビューメーカー」を提供する株式会社スタジアム(本社:東京都港区、代表取締役兼CEO 太田 靖宏、以下「スタジアム」)は、株式会社ジェイック(所在地:東京都千代田区、代表取締役:佐藤剛志)、株式会社DEiBA Company(所在地:東京都千代田区、代表取締役:清水達也)と合同で、「2022卒 新卒採用 企業調査(第1回)」(回答企業数211社)/2021年2月26日-2021年3月16日実施)を実施しました。
今回の調査結果のポイントは下記3点です。
- 選考のオンライン化は浸透し、説明会のオンライン化は85.9%、面接も75.2%、また最終選考(内定出し)までオンラインで行う会社も20.9%という結果
- 新卒採用目標人数を維持が58.8%、大幅に増えた・若干増えた15.2%、大幅に減った・若干減った18%と、中途採用と比べると落ち込みは少ない傾向
- すでに内定を出している企業は16%、21卒と比較して内定出しを早めた(早める)という企業も33.5%と、採用の早期化に拍車がかかっている傾向が明確に
■今年はオンラインで内定も2割超え
22卒の選考では、説明会のオンライン化は85.9%、面接も75.2%という結果で、最終選考(内定出し)も20.9%の企業がオンラインで行うと回答しており、説明会・面接のオンライン実施はほぼ浸透しきった状態と言えます。また、Web面接を導入したことで、応募者数が「かなり増えた」「増えた」と42.3%が答えており、オンライン化は多くの応募者と出会うきっかけにもなっているようです。オンライン化は企業側にとっては多くの学生と効率的に会え、学生にとっても移動ハードルがないため、特に地方学生にとっては大きなメリットと考えられます。コロナ禍が落ち着きを見せるであろう23卒以降での面接方式も、「Webとリアル面接を併用」という企業が多く、オンライン化が定着する見込みです。
■22卒の採用目標人数は21卒と大きく変わらず。7社に1社は採用数を増やしている
新卒採用は長期的な視点で行う会社も多く、コロナ禍によって大きな影響を受けている業界を除いては採用が維持されている傾向が強いです。また、IT業界やクラウドサービスベンダー等を中心にビジネスのオンライン化が急激に進んでいることで追い風となっている分野もあり、採用を増やしている会社も15.2%になります。
■選考は早期化傾向
選考状況に関しては、「既に内定受諾者がいる」「内定を出している」が16%でという調査結果です。内定出し時期も21卒と比較して「早めている(早める予定)」が33.5%と、3社に1社は昨年から前倒している状態で、早期化傾向が進んでいます。株式会社リクルートキャリア『就職プロセス調査 (2022年卒)』を見ても、2021年3月1日時点での就職内定率は17.6%で、新型コロナウイルス禍の影響が続く中でも13卒からの調査開始以来、過去最高となっています。
調査では23卒に向けては「22卒よりも接触開始を早めている(早める予定)」が21.8%と、来年に向けては更に早期化を考える企業が多数いることが分かりました。経団連の就職・採用活動ルールの廃止発表から加速する早期化の流れは止まる気配が見えず、インターンシップで接触しての早期の採用活動を実施するという流れが浸透しています。
【調査概要】
名称:2022卒新卒採用企業調査 (第1回)
対象:経営者層・採用担当者
回答企業数:211社
期間:2021年2月26日-3月16日
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社スタジアム / 3月30日発表・同社プレスリリースより転載)