令和3年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(令和3年1月末現在)に関する調査について
文部科学省では、高校生の就職問題に適切に対処するための参考資料を得るために、令和3年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況を調査し、このほど、令和3年1月末現在の状況を取りまとめましたので、公表いたします。なお、例年12月末現在の調査としているところ、新型コロナウイルス感染症の影響により選考開始日等を1か月後ろ倒したため、1月末現在の調査となっています。
1.調査内容
(1)調査対象
国立、公立、私立の高等学校(全日制・定時制)
(2)調査項目
学科別(国立、公立、私立の別)の就職内定状況
都道府県別(県内・県外別)の就職内定状況
2.調査結果の概要
(1)就職内定率(全体)
就職内定率(就職希望者に対する就職内定者の割合)は、93.4%(前年同比1.4ポイント増)。
(2)男女別
男子:94.5%(前年同期比1.7ポイント増)
女子:91.6%(前年同期比0.9ポイント増)
(3)学科別
就職内定率の高い順に、
工業97.9%、商業95.7%、農業95.3%、看護95.0%、水産94.3%、
家庭93.3%、福祉93.3%、総合学科91.8%、情報91.4%、普通88.3%
※「その他」の学科は除く。また、「看護」に関する学科は看護師5年一貫課程が主となるため、5年課程5年次の就職内定率を示している。
(4)都道府県別
内定率の高い県:富山県98.6%、佐賀県98.0%、島根県97.7%、
福島県97.7%、福井県97.5%、秋田県97.3%、
内定率の低い県:沖縄県77.8%、神奈川県85.0%、大阪府87.2%、
東京都87.9%、京都府89.5%
(5)被災3県の就職内定率
岩手県94.9%(前年同期比0.5ポイント増)
宮城県93.6%(前年同期比0.8ポイント増)
福島県97.7%(前年同期比1.0ポイント増)
◆詳しくはこちらをご覧ください。
(文部科学省 / 3月19日発表・報道発表より転載)