ニューノーマルの社長との心理的距離調査
JTBグループで様々なコミュニケーションサービスを提供する株式会社JTBコミュニケーションデザイン(以下JTBコミュニケーションデザイン)は、「ニューノーマルの社長との心理的距離調査」の報告書をまとめました。
本調査では、リモートワークを行う人を対象に、社長や上司、同僚との間に感じる心理的距離(気持ちの上での距離)について調査し、その背景や影響を検討しました。心理的距離は親密さの度合いを表すとされ、実際の距離が遠いほど心理的距離も遠くなることが指摘されています。調査結果からは、心理的距離とモチベーションとの関連や、適切な距離を保つための方法に関する示唆が得られました。
【調査結果のポイント】
- 社長との心理的距離(気持ちの上での距離)は「1万キロ以上」(25.2%)。
リモートワーク頻度が高いほど遠い傾向。実際の距離よりも遠く感じている人が41.4%。 - 社長、上司、同僚との気持ちの上での距離が近いほど、仕事に対するモチベーションが高い。
- リモートワーク増加で重要度が高まる「雑談」「対話」。20代、30代、部長クラスで特に重要度が高まる。
- 会社との気持ちの上での距離を縮めるのは、「仕事のやりがい」「評価」「人間関係」。
- 一体感を高めるのは、工夫されたミーティング、上司の意識的なアプローチ、参加しやすい社内イベント。
【まとめと提言】
- リモートワーク下で拡大する心理的距離を適正化し、モチベーション向上につなげる
- 雑談で情報の価値とアクセシビリティを高め、対話で誇りやビジョンを確認する
<調査概要>
調査方法:インターネットリサーチ
調査地域:全国
調査対象者:全国在住の男女有職者で、以下の対象者を抽出。
・20~69歳、従業員数500人以上の企業にフルタイムで勤務
・一般社員から部長クラス
・平均週2日以上リモートワークをしている方
有効回答者数:1,030人
実施期間:2021年1月29日~1月30日
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社JTBコミュニケーションデザイン / 3月23日発表・同社プレスリリースより転載)