「マイナビ 2022年卒大学生活動実態調査(3月1日)」を発表
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、2022年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2022年卒大学生活動実態調査 (3月1日)」の結果を発表しました(調査期間:2021年3月1日~3月3日)。
2022年卒業予定の大学生・大学院生の内々定率は10.0%で、前年比0.4pt減。前年と同水準に。
【調査概要】
2022年卒業予定の大学生・大学院生の内々定率は10.0%(前年比0.4pt減)、平均内々定保有社数は1.4社(前年比0.1社増)であった。2022年卒の学生は、コロナ禍での就職活動準備期間となったが、3月1日~3日時点の内々定率は、前年度と同水準を維持している。
新型コロナウイルス収束のめどが立たない中、自身の就職活動に何らかの影響があると回答した学生は79.3%(「影響がある(46.4%)」+「どちらかというと影響がある(32.9%)」の合計)だった。昨年(82.9%)よりもやや割合は減っているものの、大多数の学生は新型コロナウイルスが自身の就職活動に影響があると考えていることが分かった。
各就職活動のフェーズで「対面」「WEB」のどちらでの実施を希望するかについて、「全工程(会社説明会~最終面接)WEB化してもかまわない」という回答が39.3%で最多であった。昨年は「会社説明会はWEB化してもいいが、1次面接以降は対面での実施が望ましい(49.2%)」という回答が最多であったのに比べ、22年卒の学生はWEB開催のインターンシップ等の経験を通して、WEB化に対して順応していることが分かる。学生の自由記述からは、「時間と費用の節約になるので新型コロナウイルスが収束してからも続けてほしい」「WEB面接か対面面接か選べるようにしてほしい」という意見もあがっており、新型コロナウイルスの感染対策としてだけではなく、WEB化による利便性を強く感じている学生がいることが分かった。
【調査担当者コメント】
新型コロナウイルス感染拡大前である2021年卒の就職活動の準備期間は、インターンシップが活発化し、その影響を受けて3月初旬時点から内々定が出されていました。2022年卒はコロナ禍で夏のインターンシップ活動は鈍化したものの、徐々にWEB化が進んだことで、2月までには前年並みに活発化。そのため、内々定率も2021年卒と同程度の水準を維持できたと考えられます。
現在も一部地域では緊急事態宣言が続いており、依然先行きは不透明な状況です。ただ、昨年と違い選考のWEB化が進んでいるため、採用活動が止まってしまう恐れはないと考えています。学生の皆さんには、焦らずできることから行動してほしいと思います。(社長室HRリサーチ部 HRリサーチ1課 沖本麻佑)
【調査概要】
「マイナビ 2022年卒大学生活動実態調査(3月1日)」
・調査期間/2021年3月1日(月)~3月3日(水)
・調査方法/マイナビ2022の会員に対するWEBアンケート
・調査対象/2022年卒業予定の全国の大学生、大学院生
・有効回答数/3,513名(文系男子567名 理系男子498名 文系女子1,699名 理系女子749名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社マイナビ / 3月10日発表・同社プレスリリースより転載)