『ジョブ型人事制度の教科書』コーン・フェリーより刊行
グローバルな組織コンサルティングファームのコーン・フェリー(NYSE:KFY|コーン・フェリー・ジャパン 東京都千代田区 日本共同代表:滝波純一、五十嵐正樹)は、『ジョブ型人事制度の教科書 日本企業のための制度構築とその運用法』を刊行したことをお知らせします。
本書は今話題の「ジョブ型」に関して書かれた初めての専門書と言えます(本書刊行時)。ジョブ型人事制度とは、人事制度を構成する等級制度・評価制度・報酬制度が「ジョブサイズ(職務価値)」を核として構成される仕組みで、コーン・フェリーの前身の一つであるヘイグループが開発したものです。ヘイグループ創業者エドワード・ヘイは公民権運動が盛んな1950~60年代のアメリカにおいて、人種や性別にかかわらず仕事の大きさによって人の処遇を決めるべきだと考え、この仕組みを開発しました。この考え方は世界中に広く受け入れられ、職務価値の測定手法であるヘイ・ガイドチャート法は世界標準となっています。日本法人においても長年にわたり多くの企業のジョブ型(職務型)人事制度導入を支援しています。ジョブ型人事制度への転換は企業の人事制度を根本から変える大プロジェクトとなるため、そのノウハウと人員規模を併せ持つ人事コンサルティングファームは日本にも数社しかありません。本書はコーン・フェリー・ジャパン内で最もジョブ型導入プロジェクトに関して実績のあるコンサルタントが、豊富な経験をもとにポイントを抽出しています。
■書籍概要
書名:ジョブ型人事制度の教科書 日本企業のための制度構築とその運用法
著者:柴田 彰、加藤 守和
発売日:2021年2月25日
価格:単行本2,750円、Kindle版(電子書籍)2,475円 ※いずれも税込み
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
■書籍構成
第1章 なぜジョブ型人事制度が求められるのか
第2章 ジョブ型制度の普及拡大の実態
第3章 日本の労働慣行とのギャップ
第4章 ジョブ型制度における等級制度
第5章 ジョブ型制度における評価制度
第6章 ジョブ型制度における報酬制度
第7章 導入コミュニケーション
第8章 ジョブ型制度における運用体制・プロセス
第9章 ジョブ型制度の導入事例
第10章 ジョブ型制度の導入における課題
■著者紹介
柴田 彰(しばた あきら)
コーン・フェリー 組織・人事コンサルティング部門責任者 シニア クライアント パートナー。慶應義塾大学文学部卒。PwCコンサルティング(現IBM)、フライシュマン・ヒラードを経て現職。各業界において日本を代表する大企業を主なクライアントとし、組織・人事領域の幅広いプロジェクトを統括。近年は特に、全社的な人材戦略の見直し、社員エンゲージメント、経営者のサクセッション、人材マネジメントのグローバル化に関するコンサルティング実績が豊富。著書に『エンゲージメント経営』『人材トランスフォーメーション』(いずれも日本能率協会マネジメントセンター)、共著書に『VUCA 変化の時代を生き抜く7つの条件』(日経BP)がある。
加藤 守和(かとう もりかず)
コーン・フェリー組織・人事コンサルティング部門シニア プリンシパル。一橋大学経済学部卒。シチズン時計、デロイトトーマツコンサルティング、日立コンサルティングを経て現職。人事領域における豊富な経験をもとに、組織設計、人事・退職金制度構築、M&A支援、リーダーシップ開発、各種研修構築・運営支援等、ハードとソフトの両面からの組織・人事改革を幅広く経験。共著書に『VUCA 変化の時代を生き抜く7つの条件』(日経BP)がある。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(コーン・フェリー・ジャパン株式会社 / 2月25日発表・同社プレスリリースより転載)