ダイバーシティ&インクルージョン の先進企業を表彰
「2021 J-Win ダイバーシティ・アワード」授賞発表
NPO法人 J-Win (ジェイウイン 、 理事長:内永 ゆか子 東京都 千代田区では 、 ダイバーシティ インクルージョン(以下 D&I を推進している先進企業を表彰することで日本における D&I 推進を加速することを目的とした 「 J-Win ダイバーシティ・アワード」を 2008 年より毎年 実施してきました。 本年で第 14回を迎え、内閣府、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、 経済同友会、 日経ウーマノミクス・プロジェクトより ご後援をいただ いております 。
「J-Winダイバーシティ・アワード」には、企業におけるD&Iを推進し、女性リーダーを継続的に輩出している先進企業を表彰する「企業賞」と、企業においてD&I推進と定着に顕著な貢献をした個人を表彰する「個人賞」があります。本年度企業賞には「アドバンス部門」に20社、「ベーシック部門」に23社、合計で43社の応募がありました。
2021 J-Winダイバーシティ・アワード 授賞発表
1.<企業賞>
【アドバンス部門】
大賞 :株式会社千葉銀行
<授賞理由>
激変する金融業界で勝ち進めるための経営戦略の中核にダイバーシティ推進を位置づけ、経営トップが社内外にコミットし、強いリーダーシップのもと、全行一体となって推進を続けている。10年以上にわたり着実に施策を実行し、組織の隅々までD&Iを浸透させ目標を達成している。女性登用をさらに加速するために、階層ごとの育成や職域拡大など新たな取組に挑戦し続けている。加えて、業界や地域に対しても影響力を発揮し、D&I推進活動をリードしている。自行の活動に留まらず、社会のD&Iを推進する取組にさらなる発展が期待される。
【アドバンス部門】
準大賞 :日本航空株式会社
<授賞理由>
ポストコロナに向けてD&Iを企業変革の原動力と位置づけ、経営トップの強い意志のもと、危機感と問題意識を全社で共有し、その活動を力強く推進している。役員・管理職の女性比率は着実に増加しており、グループ全体で優秀な人財を抜擢し、グループ会社の社長や役員に登用するなど積極的な人事を行っている。また、今後発表を予定している次期中期経営計画期間中に、高い女性管理職輩出目標を掲げ、検証を行いながら登用を加速させることが検討されており、今後のさらなる進展が期待される。
【ベーシック部門】
ベーシックアチーブメント 大賞 :東急株式会社
<授賞理由>
「サステナブル経営」(サステナブルな街づくり・企業づくり・人づくり)を支える戦略としてダイバーシティマネジメントを位置づけ、推進している。組織横断のダイバーシティ推進ワーキンググループを中核とする推進体制を構築し、各種施策の実行度を高めている。また、部長職の女性を積極的に連結子会社に出向させるなど、社長や幹部として経営経験を積ませることで、将来の経営幹部登用に向けた積極的な育成も図っている。今後、女性活躍推進のさらなる加速が期待できる。
【ベーシック部門】
ベーシックアチーブメント 準大賞 :株式会社リコー
<授賞理由>
「デジタルサービスの会社に転換するためにD&Iは不可欠」と、D&I推進を企業変革の柱と明確に位置づけている。経営トップが自身の言葉で説得力のあるメッセージを社員に向けて発信し、全社に浸透しつつある。女性技術者の新卒採用を促進し、すべての階層でも女性比率が着実に増加している。女性部長・課長を重要ポジションに抜擢登用するなど新たな人事施策を実施しており、今後のD&I推進、女性活躍推進のさらなる加速が期待できる。
2.<個人賞>
経営者アワード :
日本航空株式会社
代表取締役社長執行役員
赤坂 祐二 様
リーダー・アワード :
株式会社ベルシステム24ホールディングス
取締役専務執行役員
早田 憲之 様
なお、企業賞における第一次審査の結果、D&I推進の実績と取組状況が進んでいることが伺え、 先行企業として模範となる企業(ファイナリスト)は、以下の通りです。(企業名 50音順)
【アドバンス部門】
・EY Japan
・損害保険ジャパン株式会社
・株式会社千葉銀行
・日本航空株式会社
【ベーシック部門】
・アズビル株式会社
・東急株式会社
・日本生命保険相互会社
・三井住友信託銀行株式会社
・株式会社リコー
◆本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。
(NPO法人 J-Win / 3月5日発表・同法人プレスリリースより転載)