『賢く歳をかさねる人間の品格』(坂東眞理子:著)SBクリエイティブより刊行
SBクリエイティブは、坂東眞理子:著『賢く歳をかさねる人間の品格』を刊行しました。
年を重ねるほど輝きを増す後半生の7か条
コロナの時代に入り、新しい暮らし方や生き方が求められるなか、高齢者にも変化が求められる時がきました。明らかに変わろうとしているいま、この時代を「高齢者はどう生きて、どうあればよいのか」、『女性の品格』の著者、坂東眞理子さん流のお考えを示します。
今こそ、「70歳からの高齢者の器量が試されるとき」。新しい変革の時代に、とまどいうろたえて、若者の足でまといになってはいけない。そのためには、心も頭も体も錆びない生き方が求められます。では、この変化の時代をどう錆びずに迎え撃つか。本書では、その具体的なノウハウをまとめます。ただ気概や心構えだけを謳うのではなく、心と頭と体の健康、お金と人間関係、夫婦のあり方、子や孫を含めた家族との接し方、地域とのかかわり方、新しい働きかた、と高齢者が抱えがちな問題に寄り添った内容になっています。
今回のコロナ騒動は、ウイルスの前では「高齢者は弱者である」事実を突きつけました。その渦中で考えた、高齢者が抱える問題への坂東先生の解決策は、「本当に大切なこと」「守るべきこと」「伝えるべきこと」「捨ててよいこと」がより明確になっていて、20万部を超えた『70歳のたしなみ』以上に、老いの生き方の本質を突いた内容となっています。
■本書の概要
賢く歳をかさねる人間の品格
著者:坂東眞理子
発売日:2020年12月5日
定価:本体880円+税
ISBN:978-4-8156-0784-5
ページ数:256
判型:新書判
■目次(一部抜粋)
第一ヵ条 今をていねいに生きる──心を深める生き方
第二ヵ条 人間関係の器量を磨く──後半期からは貯蓄より「貯人」
第三ヵ条 後半期からの「よい夫婦」を続けるコツ──夫婦のソーシャルディスタンス
第四ヵ条 子どもを自立させる──後半期の親子のかたち
第五ヵ条 地域と若者とかかわる──後半期の地域デビュー
第六ヵ条 やわらかく働く──後半期の仕事との新しいかかわり
第七ヵ条 人生の引き際まで美しく──後半期の錆びない生き方と死に支度
■著者プロフィール
坂東眞理子(ばんどう・まりこ)
1946年富山県生まれ。昭和女子大学理事長・総長。
東京大学卒業後、69年に総理府入省。内閣広報室参事官、男女共同参画室長、埼玉県副県知事などを経て、98年、女性初の総領事(オーストラリア・ブリスベン)になる。2001年内閣府初代男女共同参画局長を務め退官。
04年に昭和女子大学教授、同大学女性文化研究所長。07年に同大学学長、14年から理事長、16年から現職。330万部を超える大ベストセラーになった『女性の品格』ほか、『70歳からのたしなみ』など著書多数。
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(SBクリエイティブ株式会社 / 12月発表)