doda 転職求人倍率レポート(2020年10月)
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「doda(デューダ)」< https://doda.jp >は、2020年10月の転職求人倍率をまとめた「doda 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※ 転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、dodaエージェントサービス登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
■2020年10月の概況
2020年10月の転職求人倍率は、前月比+0.04ポイントの1.65倍となりました。求人数は前月比106.2%、前年同月比70.4%となりました。転職希望者数は前月比103.8%、前年同月比107.4%でした。
業種別では、すべての業種で求人数が前月より増加しました。求人の増加率が特に高かったのは、「メディア」(前月比117.6%)、次いで「金融」(前月比114.5%)でした。職種別でも、11職種すべてで求人数が前月より増加しました。求人の増加率が特に高かったのは、「営業系」(前月比113.9%)、次いで「事務・アシスタント系」(前月比111.4%)でした。
■解説 ~経済の回復とともに求人数は緩やかに増加。転職希望者数は例年どおり年末にかけて減少見込み~10月は、9月に引き続き経験者や即戦力を積極的に採用する企業や、来期を見据えて事業拡大のための採用を始めた企業が増え、求人数は増加しました。転職希望者数は、例年通り1月入社を目標に転職活動を始める人が多く増加しましたが、求人数の増加幅が転職希望者数のそれを上回ったため、求人倍率は前月より上昇しました。
11月以降も、経済の回復とともに求人数は緩やかに増加が続く見込みです。一方転職希望者数は、例年年末に向けて減少する傾向にあり、今年も同様の動きになると予想されます。新型コロナウイルス感染拡大以降、選考方法としてWeb面接が急速に普及しましたが、企業や転職希望者の中には、すべてWeb面接ではなく一度は直接会って話をしたいというニーズも生まれています。そのため、今後は対面での面接とWeb面接を合わせたハイブリッド型の選考が増えると予想されます。(doda編集長 喜多 恭子)
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(パーソルキャリア株式会社 / 11月16日発表・同社プレスリリースより転載)