第160回中小企業景況調査(2020年4-6月期)
「中小企業景況調査」は、独立行政法人中小企業基盤整備機構が、全国の中小企業約1万9千社を対象に、商工会・商工会議所の経営指導員、中小企業団体中央会の調査員の協力を得て、四半期毎に実施している調査です。
この度、中小企業の業況判断、売上額及び経常利益等の2020年4-6月期の実績(DI)及び2020年7-9月期の見通し(DI)について、中小企業庁と同機構が共同で結果を取りまとめました。
■調査結果のポイント
中小企業の業況判断DIは、急激に悪化し、6期連続の低下となった。
詳細は別紙のとおり。(以下、一部抜粋。)
<全国>
- 2020年4-6月期の全産業の業況判断DIは、-64.1(前期差39.7ポイント減)となり、6期連続で低下した。
- 製造業の業況判断DIは、-65.9(前期差38.5ポイント減)となり、8期連続して低下した。業種別に見ると、食料品、パルプ・紙・紙加工品、輸送用機械器具など全業種で低下した。
- 非製造業の業況判断DIは、-63.5(前期差40.0ポイント減)と6期連続して低下した。産業別に見ると、サービス業、卸売業、小売業、建設業のすべての産業で低下した。
- 全産業の長期資金借入難易度DIは、-3.9(前期差0.7ポイント増)と3期ぶりに上昇し、短期資金借入難易度DIは、-4.3(前期差1.9ポイント減)と4期連続して低下した。
<地域別>
- 地域別全産業の業況判断DIは、中部、九州・沖縄、関東、近畿、中国、四国、東北、北海道のすべての地域で低下した。
- 地域別製造業の業況判断DIは、すべての地域で低下した。
- 地域別非製造業の業況判断DIは、すべての地域で低下した。
<担当>
中小企業庁 事業環境部 企画課調査室長 関口
担当者:金井、小林
電話:03-3501-1511(内線5241~5)
03-3501-1764(直通)
03-3501-1207(FAX)
◆詳しくはこちらをご覧ください。
(経済産業省 / 6月30日発表・報道発表より転載)