eラーニング推進へ助成金 東京都・新型コロナ対応
東京都は、中小企業が従業員に対して行うeラーニングの経費を助成する「中小企業人材オンラインスキルアップ支援事業」を開始した。受講費用などの経費の5分の4(1社当たり最大32万円)を助成する。新型コロナウイルス感染症の影響で休業や在宅勤務が続くなか、企業における人材育成を後押しする狙い。
助成金は、民間教育機関などが提供するeラーニングによる職業訓練を実施した都内の中小企業に支給。訓練は、職務・業務に必要な知識・技能の習得または資格の取得に関するものに限定する。
助成対象期間は今年5月1日~12月31日で、訓練は同期間中に完了する必要がある。
支援対象となる経費は受講料および訓練に付随するID登録料、管理費など。機器類の購入費用やインターネット回線料、通信費は含まない。
(労働新聞社 労働関連ニュース 2020.05.01より転載)