建設業界の採用活動に対する新型コロナウイルス感染拡大の影響 実態調査
建設・設備技術者に特化した転職支援・マッチングサービス「建職バンク」を運営する株式会社アーキベース(代表取締役社長 岩木 亮介、以下「当社」)は、この度、取引先企業の人事・採用担当者を対象に新型コロナウイルス感染拡大による採用活動への影響についてアンケート調査を実施しました。
◇ 調査結果概要
●80%以上の企業が、感染対策を講じながら「採用活動を継続している」と回答。
●「書類選考のみ継続している」「(Web面接で対応可能な)途中の面接までのみ継続している」といった回答も見られ、採用活動を完全に停止している企業は約17%にとどまった。
●新型コロナウイルス対策として、Web面接の活用が進んでいる状況も確認できた。
●大手企業の採用活動延期・休止を受けて、有望な人材を採用する好機と捉える中小企業も。
◇ 調査結果詳細
「新型コロナウイルス感染拡大に伴う採用方針の変更」を伺ったところ、55.17%が「採用活動を継続している」と回答(Web面接への切り替え等も含む)。
16.26%が「書類選考のみを継続している」と回答するなど、何らかの形で「採用活動を継続している」企業が82.76%を占めています。
・55.2%:採用継続
・16.3%:採用を一部継続(書類選考のみ)
・ 5.9%:採用を一部継続(面接途中までのみ)
・ 2.0%:採用を一部継続(地域による)
・ 3.4%:採用を一部継続(その他)
・ 8.9%:採用停止(再開見込みあり)
・ 8.4%:採用停止(再開見込みなし)
(n=203)
≪調査結果を見る際の注意点≫
・構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%とはならない場合がございます。
・「採用継続」「採用を一部継続(書類選考のみ)」「採用を一部継続(地域による)」「採用を一部継続(その他)」の回答を合わせたものを「採用活動を継続している」として集計しています。
・今回のアンケートは2020年4月10日 ~ 2020年4月16日にかけて実施しております。現在においては各社の対応状況が変化している可能性もある点にご留意ください。
【各社の具体的なコメント】
<採用活動の実施方法について>
○最終面接までWeb面接で対応している。
○書類選考のみを実施し、面接は5/6以降に対応する。
○一次・二次面接はWeb面接に変更し、最終面接のみ、引き続き対面で実施している。
○対面での面接を継続しているが、面接用の広い部屋を確保したうえで、面接時には応募者、面接官ともマスクを着用して2m以上の距離を空ける等の対策を行っている。
<採用活動の停止について>
○原則として対面で面接を実施したいため、5/6までは採用活動を完全に停止する。5/6以降については、緊急事態宣言の延長有無や社会状況を見ながら決定する。
○社員がリモートワークや時短勤務になっているため、採用活動を実施することができない。
<その他>
○大手企業を中心に採用活動の延期・停止が見られるため、中小企業である自社としては、有望な人材を採用する好機と捉えている。
○現職への不安や現場の休止によって転職活動を開始する方も見受けられるため、そのような方々を積極的に採用したい。
【調査概要】
■ 調査方法:メールによるアンケート・電話でのヒアリング
■ 調査対象:当社取引先企業の人事・採用担当者
■ 有効回答数:203社
■ 調査期間: 2020年4月10日 ~ 2020年4月16日
<本件に関するお問い合わせ先>
企業名:株式会社アーキベース
担当者名:広報担当 丸山 倫太朗
TEL:050-3186-4436
Email:rintaro.maruyama@archibase.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社アーキベース / 4月28日発表・同社プレスリリースより転載)