年代別 副業の潜在ニーズに関する意識調査
総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:横道 浩一、以下「パーソルP&T」)のコーポレートベンチャーであるワークスイッチコンサルティングは、全国の会社員(20~59歳)を対象に副業の潜在ニーズに関する意識調査を実施。その調査結果を発表したことをお知らせいたします。
■概要
本調査の目的は、全国の会社員の副業に関する意識・実態を確認し、副業を解禁していく際の方向性を示唆するために会社員の「隠れたポジティブな副業ニーズ」を明らかにすることです。調査手段はインターネットによる定量調査で、男女・20歳~59歳の、全国の会社員(従業員数が300人以上の企業勤務、部長、課長・係長・主任・一般社員クラス)、副業の実施有無で割付した800名を対象に行いました。
■調査結果(抜粋)
副業している人はまだ約1割。男性では30代、女性では40代の実施が多い
副業をしている人10.9%に対し、副業をしていない人は89.1%であることがわかりました。すでに副業を始めている層を年齢帯で見ると、男性で30代、女性で40代が多いことがわかりました。
約半数が副業は禁止されていると回答、勤務先の制度がわからないという人も約2割存在
全回答者のうち、副業が認められている会社員が30.8%。禁止されている会社員は49.8%。勤務先の制度周知が十分ではないのか、副業が認められているかどうかわからない人も2割近くいることがわかりました。
副業を始めたい人は過半数超え、特に男女とも20代が意欲的
副業をしていない人のうち、副業をしたいと思う人は「すぐにでもしたい」、「いずれしたい」を合わせると64.3%と過半数を超える結果となりました。特に「すぐにでもしたい」20代は70%を超えています。(男性20代 38.0% 女性20代 30.0%)
副業をしたい理由は「収入」に次いで「キャリア開発への期待」が多い
副業未実施者の「副業をしたい理由」は「本業以外の収入を得たい」が圧倒的に多い結果となりました。
次いで「自分のキャリアを広げたい」「スキルを活かしたい」「人脈を広げたい」といった、自身のキャリア開発への意識の高さが読み取れます。
会社が副業を認めてくれることへの期待は高い、次いで税金等の知識に不安
副業を実施する際にどのような支援内容があれば課題解決できるかについては「会社が副業を認めてくれる」が最も高く、次いで「税金等のお金に関する情報提供」と続きました。
すでに副業している人の約7割がキャリア開発を実感!
「副業は自身のキャリア開発につながると思いますか」の問いに対して、副業をしている人の70.5%が、「とてもそう思う」、「ややそう思う」と回答しました。副業がキャリア開発に繋がると実感している割合が高いことが分かりました。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 / 3月11日発表・同社プレスリリースより転載)