転職サービス「doda(デューダ)」 2020年2月 転職求人倍率 2.52倍(前月比-0.08ポイント) ~新年度に向け転職希望者数は増加。求人数は一時的に減少~
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「doda(デューダ)」< https://doda.jp >は、2020年2月の転職求人倍率をまとめた「doda 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※ 転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、dodaエージェントサービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
■2020年2月の概況
2020年2月の転職求人倍率は、前月比-0.08ポイントの2.52倍となりました。求人数は前月比97.7%、前年同月比101.5%となりました。転職希望者数は前月比100.6%、前年同月比104.0%でした。
業種別では、「その他」を除く8業種のうち「小売・外食」(前月比115.7%)、「金融」(前月比109.8%)の2業種で求人数が増加しました。職種別では、11職種のうち「販売・サービス系」「技術系(化学・食品)」「事務・アシスタント系」の3職種で求人数が増加しました。求人の増加率が特に高かったのは、「販売・サービス系」(前月比113.8%)、「技術系(化学・食品)」(前月比106.7%)でした。
■解説 ~経済状況や新型肺炎などの影響により求人数が減少。状況が落ち着けば、転職市場は回復見込み~
2月は、例年4月以降に採用を予定しているポジションの募集が始まるため、求人数が増加する傾向にありますが、今年は求人数が減少しました。要因としては、経済状況や新型肺炎による事業への影響が読みづらく、4月以降の採用計画の策定を2月までに行わなかった企業が多かったことが推測されます。一方、1月に続き新年度に向け転職活動を始めた人が多く、転職希望者数は増加したため、求人倍率は下降しました。
新型肺炎の感染拡大を受け、対面での面接を控える企業や採用を一時中断する企業などもあり、4月頃までは転職市場に影響があると予想されます。しかし、2020年度も事業発展に向け中途採用に力を入れる方針の企業は多く、状況が落ち着けば、転職市場は回復する見通しです。また、WEB会議システムやタスク管理ツールなどテレワークに関連するサービスを提供する企業の事業拡大や、事業継続計画の観点から災害のリスクに備え、オフィスや工場、物流拠点の分散を図る動きも起こると考えられ、新たな求人が増えることも想定されます。(doda編集長 大浦 征也)
■「doda」について< https://doda.jp >
「doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。
■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/ >
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。
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(パーソルキャリア株式会社/ 3月16日発表・同社プレスリリースより転載)