「入社までに不安を感じた」内定者は9割超~『キャリタス就活 学生モニター調査』:ディスコ
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:新留正朗)は、今春入社者(調査当時は予定者)に、内定時の10月から入社までの半年間の入社までのフォローアップについての考えを尋ねました。(調査期間:2019年2月15日~3月4日、回答:906名)
近年は採用戦線の早期化により、企業理解の浅い学生にも内定が出ているケースもあり、入社までのフォローアップは年々、重要さを増しています。今春入社者が卒業を控えていた春休みの時期に実施した調査データを基に、学生は内定期間中をどのような気持ちで過ごし入社を迎えているのか、また内定後フォローの実態や影響について調査いたしました。
【調査結果詳細(一部抜粋)】
[1] 入社直前の心境
入社を間近に控えた心境を尋ねてみた。入社予定企業への迷いや不安については、7割強が「ない」と回答したが(計74.2%)、残りの2割強は入社直前にもかかわらず、迷いや不安を感じている。入社意欲については3割強(計30.9%)が、内定取得時よりも下がっていた。また、4割近くは「入社後に活躍できる自信がない」と回答するなど、企業には、内定者が安心して入社を迎えられるような工夫が求められている。
[2] 内定期間中の不安
内定期間中の不安について尋ねると、「不安を感じた」と回答した学生は9割超に上った(91.1%)。
内定学生の大半が入社まで何らか不安を感じて過ごしていることがわかる。具体的には、「仕事についていけるか」が最も多く(62.4%)、次いで「入社後、人間関係がスムーズにいくか」(61.5%)、「社会人の生活リズムに慣れるか」(60.2%)が僅差で続く。学生から社会人へという立場の変化を前に、不安が増していることがうかがえる。
[3] 内定後に受けたフォロー
入社予定企業から内定期間中に受けたフォローの内容を尋ねたところ、最も多いのは「内定式」(78.5%)だった。これに「社員との懇談会」(61.0%)が続く。
実際に受けたフォローのうち入社意欲が高まったものを回答してもらった。これを見ると、入社意欲向上への寄与度が高いのは「社員との懇談会」や「内定式」、「人事担当者との懇談会」など対面で行われたもので、特に「社員との懇談会」は参加した学生の多くが、入社意欲が高まったと回答した。
※詳細レポートはこちら(PDF)
【調査概要】
■サンプリング:キャリタス就活2019 学生モニター
調査対象:2019年3月卒業の大学4年生のうち、就職先企業が決まった人
回答者数:906人(文系男子 266人、文系女子 291人、理系男子 213人、理系女子 136人)
調査方法:インターネット調査法
<本リリースに関するお問合せ先>
株式会社ディスコ 社長室 広報担当
Tel:03-4316-5500 Email:pr@disc.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ディスコ https://www.disc.co.jp/ /9月26日発表・同社プレスリリースより転載)